[ 2021年モデル 1 ] 新車情報

[ 2020年新車情報 3 ] 今、オススメの1台はこれだのシリーズも、そろそろ2021年モデルの発表が出始めているので、タイトルをリニューアルさせて頂きました。
基本的に、紹介させて頂く自転車のレギュレーションは変わりません。変わるとすれば…電動アシストやe-Bike系の紹介が、昨今の時代らしく入ってくるかもです。以後よろしくお願いします。

改めてお伝えすると、この記事では、新モデルとして発売中の自転車をご紹介してますが、シティサイクルでこれは…と思うものを一つの基準として選出させて頂いています。その基準は下記の通りです。


[新車情報で紹介する選出基準]

1. 男性も女性も乗りやすい自転車

2. 近距離、中距離移動に向いている自転車

3. お値段がお手頃、品質も見込まれる自転車

4. 製造元がしっかりとしている自転車 


では早速、ご紹介していきましょうっ

CREST(クレスト) / tern(ターン)

車種名が「CREST」で、ブランド名が「tern」です(笑)。両方とも一単語なので、どっちがどうって思っちゃいますが、そーいうことです。

「ternってなに?どこのブランド?」って方も多いでしょう。このブランド、母体は「株式会社アキボウ」という会社さんで、20世紀中頃から国内製品の自転車部品の輸出、オートバイ部品の輸出などを中心にされていた大阪・堺市の貿易会社さん。数年前(2015年〜)から「tern」ブランドを立ち上げ、現在に至っています。

シティ・コミューターとしての自転車、そしてスポーツ&フィットネスとしての自転車、そんなコンセプトを主にして製造、自社が持つ貿易ルートを活かして、海外への進出もガンガンされている自転車ブランドです。

さてその「tern」がリリースする車種「CREST」のご紹介ですが、一旦CMを挟んでから詳しく見ていきましょう。

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CRESTはミニベロなんだけど、ちょっとシルエットが無骨?それがかわいい

見た目は確かにミニベロです。ミニベロっぽいんです。ミニベロ…ですよね?

そんな疑問に段階的に不安になるほど個性的な印象は、タイヤの肉厚感からBMXテイストを感じるからかもしれません。写真から見る限り、クランクギアは大きめに見えるシングル、変速は何段あるんかしら…? ワイヤー類はインフレームっぽいですね。キャリパーブレーキかな…などなど、そんな諸々が確認できます。じゃ早速、詳しくみていきましょうか。


■【SPEC】

●Frame: Tern × Kitt Design Alloy semi Aero
●Fork: Hi-tensile straight
●Stem: 3D Forged Alloy Threadless, Φ25.4, 460:80mm / 500:90mm
●Handlebar: Kitt Custom Flat-bar, Φ25.4, 460:500mm / 500:500mm
●Grip/ Bar-tapes: Biologic, Arx Grip, black
●Seatpost: Forged Alloy, Φ27.2/ 300mm
●Saddle: Kitt Custom/ black
●Brake: Alloy Forged Caliper Brake
●Wheels:
・F:Kitt Custom Crow 3.0 451, 30mm Height, 24H, 100mm
・R:Kitt Custom Crow 3.0 451, 30mm Height, 28H, 130mm
●Tires: CST, 20×1-3/8, F/V
●Shifter(s): Shimano SL-M310, Altus, Rapidfire, 1×8 spd.
●Derailleur:
・F:N/A
・R:Shimano RD-M310-L, Altus, 8 spd.
●Crankset: Kitt Custom Alloy, 44T, W/Alloy CNC Chain Guard, 170mm
●Cassette/ Freewheel: Shimano CS-HG31, 11-32T, 8 spd.
●Kickstand: Single center stand, aluminum, 270mm
●Pedals: Plastic
●Others: Chain Fall Protector, adjustable Seat-tube Mount


特長❶ フレームがただのフレームじゃなかった

「Alloy semi Aero」の”セミエアロ”って、エアロ形状のフレームってことでした。ただのクロモリフレームではなさそうです。しかもエアロ形状(空力軽減加工)が少しかかっているとのことですので、写真よりも実車はスポーティな感じがすることでしょう。

特長❷ フロントフォークが長いめ?

これ、もしかしてミニベロにしては長い方なんぢゃね?…っと、他の車種と写真でチラホラ見比べると少し長い…で、キャスター角がやや広め。これ狙っているなら面白い効能ありますよ。
オートバイと同じ理論で行くならば、簡単に言えば『直進性を稼いでいる』ということです。

多くの自転車はフォークの下の方を前に曲げて、前輪の接地点とステアリング軸に差もうけているのですけど、この自転車のフォークはオートバイっぽくフォークの先端に軸がくるデザインになっていますよね。

つまりこのフォーク形状で、通常の自転車と同じ角度にすると、回転性がやや高めになるので、少し傾けているのではないかと…。そして「フォークが長いめ」だとしたら、ヘッドチューブを支点として回転すると、テコの原理よろしくハンドル操作が軽く感じると思われます。

それぞれの利点がうまく作用しているなら、街乗りが楽しい自転車なのは間違いなさそうです。

特長❸ タイヤがBMXばり?

そうなんです。ミニベロでもやや太め、サイズだけ見ればジュニア用の自転車タイヤ、もしくはBMX御用達タイヤサイズなんですよね。おそらく…ですが、街中の段差を意識して乗りやすく安定感ある乗り心地を目指された結果なのではと思います。

ということは…ですよ? 転がり抵抗の少ない「TIOGA POWER BLOCK」とかに変えてやれば、めっちゃ快適で気持ち良いミニベロになること間違いなし!?

ただホイールサイズが「451」サイズなので、大きく見えているせいもあります。本当は乗り比べられると分かって頂きやすいのですけど、ミニベロには「406」サイズと言われるホイール種類があって、「451」は少し大きめ。だからこその効能で直進安定性が高い。ミニベロ感の軽快性は「406」には劣るけど、スピード安定性や中距離ライディングは「406」より、かなり楽です。

ポタリング重視なら「406」ですが、サッと走れて気持ち良いのは「451」だというニュアンスでしょうか?


特長❹ ギア比から見る想定最高速度

フロントが「44T」、リアは「11-32T」となっていますので、タイヤ口径から計算しますと、おおよそ35km/h(ケイデンス70rpmの場合)以上の速度で走ることができます。ホイールサイズから思うと、30km/h未満の巡行は気持ち良いかもしれません。とはいえ、タイヤ口径は20インチですので速度を出すのは程々に。そのくらいまで走れますよ的な目安としてご周知ください。

特長❺ スタンドがおしゃれ

センタースタンドですって。可愛いカッコいいっす。

特長❻ 車重が10kgと軽い

ひょいと持ち上げるのにも軽さを感じますし、走りも「すっ」と、キビキビと走れるでしょう。街乗りには良い条件です。

特長❼ カラバリ6パターン

色は6色から選べるそうです。こりゃ楽しいし、嬉しいですね。
しかも2021年モデルには新色のSAGE(セージ)カラー(緑っぽいの)がラインナップです。ブラックとのコントラストが、これまたカッコいいです。

特長❽ これ…もしかしたら自分なりにカスタム妄想しやすい自転車かも

せっかくタイヤがBMXばりのサイズなので、フロントフォークをサス仕様にするとか(あるのかどうかはアレですが)…段差や前輪のグリップ感が増して、さらに心地よいのかもしれません。

女性ならシートが少し硬いめだなと思ったら、クッション性が少しあるシート(過去記事あり)に交換はもちろんのことですし、男性でもですが前かごが欲しくなったら、「Co-Fit」の着脱式前かごなんてつけてもポタリング&通勤通学にオシャレに大活躍しそうです (「Co-Fit」装着にはハンドルから前輪までの距離条件があります。ご確認の上ご検討下さい。*過去記事参照)。

…そのほか色々と、おしゃれスパルタン&スパイシーミニベロにカスタマイズすることも夢と妄想を抱かしてくれる「そのままでも楽しいし、カスタマイズする美味しさも味わえる自転車」だとも言えます。

気になるお値段とWeb購入するならここで販売中

ガンメタ…綺麗かもです♪

そのほかにも色々と、実車に乗ったらハンドリングとかレビューできそうですが、その辺は乗った時のお楽しみというか、入手された方の特権というか…なので、そろそろお値段なるお話に進みましょうか。

1. 価格的には6万円前後だ良いんじゃない?

最近…というか昔からですけど、格安自転車とかでミニベロ仕様なものも沢山、世の中にはありますけど、本来自転車の相場感は、時代変われどシティサイクル系だと4〜7万あたりで販売されてます。(相場感が30年ほど変わってないのも、それもそれで問題かもですけど…)

そのミドルプライスでリリースされている「CREST」は、真面目に製品開発されている車両なんだろうなと感じますし、このシリーズは毎年バージョンアップしている車両で、その年々に他ブロガーさんが「乗りやすい」との批評をされているので、期待しちゃうミニベロだと思います。

長く乗っても古く感じさせないシルエットだけに、大事に丁寧に「ちょっとだけ点検整備」を定期的にすれば、きっとさらにカッコ良い自転車になることでしょう。(物にも魂、ありますっ)

Webで購入出来る商品ですので、是非ご覧ください。
楽天市場の方は自転車屋さん「きゅうべぇ」からの商品。京都を中心に展開されていて、charichariもかつて幼少の頃(小学生の頃は京都にいた)お世話になったショップさん。小学生のcharichariにも気さくで相談に応じてくれて…あの「ザ・メカニック」って感じのおじさん、いつも用事ないのに遊びに行ってすみませんでした(笑。


…ということで「新車情報」如何だったでしょうか?
あなたにとって、この自転車が最高のパートナーになる自転車だったら…嬉しいです。

それでは今日も元気にいってらっしゃい♪

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