新車情報・特別編 〜究極の現代ママチャリを探そう〜

「新車情報」も不定期ながらすでに2021年は5台を紹介していますが、そういえばママチャリらしい自転車をオススメ紹介していない…!? これは大変っ! このブログではママチャリやシティサイクルを軸に紹介しているのに、すっかり抜けていました。

でも単に「このシティサイクル、ええでっせ」と紹介するだけでは味気がないので、今回は「新車情報・特別編 〜究極の現代ママチャリを探そう〜」というテーマでお送りしましょうっ!

現代における最新技術とは

一見、普遍的に見えるママチャリといえど、その技術革新や進歩は30年前と比べると、かなり進んでいます。

例えばLEDライト。30年ほど前に製品化され、その軽量で長寿命な性能から幅広く使用されています。ちょうど30年前、自転車のライトは電球でしたが、今やLEDライトが一般化されてきています。他にも多々あります。

・サドルシートの耐久性
 かつてのママチャリのサドルのシートは破けやすかった覚えがあります。記憶でしかないですが、2年くらいで何かしら裂け目が出来ていました。あと縫い目から雨水が染み込んで、制服のズボンが濡れるなども多かった覚えも。今はそんな体験は滅多に遭遇しませんね。おそらくシートの多くが、ユーザーの声を参考に耐久性や加工方法が変わったのが大きな理由だと思います。

今のサドルはシート皮が一枚ものになっている製品が多くなった気がする。おかげで縫い目で擦れて痛い(半ズボンで乗ると内股痛い)とか、雨がサドルに染み込んでグシュグシュになってしまったということが減った。(出典:ブリジストン)

・車両の軽量化
「おかーさんのママチャリ、めっちゃ重っ」…なんて思ったこと、なかったでしょうか? あの頃は子供だけに持ち上げるのにも一苦労したママチャリだったが、今でもあの頃のママチャリを試しに持ってみると…重い(笑。それから約30年が経ち、部品素材の変化からの各種部品の軽量化も進んで、今の自転車の方が全然軽いです。でも我が娘の自転車(20inch)は、charichariのクロスバイクより重いですが…まぁこれはこれで走行安定性を考慮すると重くなるのでしょうね。

画像が小さく荒れてて恐縮だが、当時のママチャリは本当に重かった
(出典:jcca.or.jp)

・シフターの変化
内部システムの変速機があるママチャリで、最近普及が高めのシフターが「グリップ型」ですかね。レバー型のシフター装着仕様が少なくなった気がします。何ででしょうかね?個人的にはレバー型が操作しやすいのですが、もしかしたらハンドルを握って操作出来る「グリップ型」の方が走行時のハンドル操作性がいいのかもしれません。でもちょっとハンドルを強めに握った時に勝手に変速するっていうことが多くって…charichariは苦手。

・アルミ製ホイールが増えた
昔はステンレス製がほとんどだったかと思います。今は安価で製造できる軽量なアルミ製も多く見かけます。そういえば「プラスティックホイール」というのもありましたよね? 劣化が著しいから廃版になったんでしょうけど。懐かしい。

電動アシストはなくてはならない存在か

ママチャリで新しい分野を築いたのは電動アシスト自転車ですね。ヤマハ「Pass」を筆頭にリリースしてから、子育て世代のファミリー層を中心に爆発的に浸透しています。今はアシスト機能を活かしたMTBやクロスバイク、ミニベロなども登場して世界中に「e-Bike」なるモデルが多くリリースされています。

「Pass」がリリースされた時、
『原付があるじゃないか。わざわざペダルついてまで動力ある自転車なんて、モペット(TOMOS / 自転車とエンジンが一体化した可愛い乗り物)みたいなもんだろ?』と、少し冷めた見られ方をしてましたけど、モペットは原付免許がいるので、免許をお持ちでない方にはちょっとめんどくさい壁が。

その点、電動アシスト自転車は、少々お高めだけど試乗したら「なにこれ?めっちゃ楽やんっ」と、走りだしの爽快感や、立ち漕ぎの踏ん張りはなく坂道を駆けあがれる乗り物です。さらにバッテリーやモーターの進化からお子様をチャイルドシートに乗せて通学するのにも安定した快適性を達成したことから、新しいファミリーサイクルの一種となりました。

今となっては、電動アシスト自転車は、ママチャリというジャンル内でもその存在を確立したとも言えます。

汎用性部品が多い車種なことも大事な条件だ

思えば自分の自転車が古びてきたら、部品を交換したり見た目を自分好みの色に装飾するのもできるのは、ママチャリだからこそかもしれない。塗装はアレだという人にはマスキングテープやフィルムで対応するのも一つの手段だ。つまり楽しんじゃったもん勝ちってことだ。

一般的なママチャリは、その汎用性の高さから下は¥9,777から、真ん中は3-5万円、上は…7-8万円くらい(普通の価格なら)?が多いですよね。ただ海外ブランドも含めでこだわった車両はママチャリというか「シティサイクル」という街乗り自転車の総評ジャンル的な存在を含めれば、20万円代などありますが…。今回の記事には高級シティサイクル車はそぐわないので割愛します。

汎用性が高く手軽に購入できる大衆型軽車両・自転車(ママチャリ)は、現状「JIS規格」を尊守した部品の集合体で作られています。また「BAA(自転車安全基準)」という、社団法人自転車協会が運営する任意の制度も国産車にはあり、これら部品と整備ともに安全な車両提供を消費者に促しているママチャリも多いです。

つまり最低限の「JIS規格」部品で安全適応基準を少なからずクリアされたもの(全ての国産車両)なら、組み立てが乱雑でない限り、車両の完全性は適度に保たれるという理屈になります。ですので非常に安価なママチャリでも「乗れる」し、部品の交換でも車体サイズさえ注意すれば適合します。汎用性が高いことは、それだけ修理対応力も高いので「見えない安心」が付加価値でついていることは、大きなアドバンテージです。

ただしノーブランドの自転車は、万一トラブルが起きた場合、問い合わせ相談が不可能な場合があります。

例えばですが、多変速機が装備されている安価な自転車は、スプロケットが限定生産モデルが装着されていることがあり、破損による交換をしたくても、同モデルはすでに生産終了して入手できないということがあります。

そうなった場合、適応する別モデルのスプロケットを探すしかないのですが、その交換整備をするのにメーカー確認が出来ない車両だと、自転車屋さんでの費用がかさんでしまう恐れがあります。

そんな事になったら、販売している自転車屋さんも「もう修理できないし、しても費用かかる」なんてことが多発すると、店の信用問題になるので、販売店では購入されたお客様のトラブルを、自店で一定基準の対応ができる自転車しか仕入れていないはずです。

そういったことを踏まえ、なるたけブランド(メーカー)がある自転車、そして整備販売店で購入することは、ママチャリといえども大事な条件だと思います。

結果、総合評価としてはこうなる

となれば、です。

1. ある程度のブランド製品で
2. 自転車屋さんで販売されていて
3. 出来ればBAAマークがある車両

というのが一般的に分かりやすく、そして安心安全が付いてくるママチャリということになります。そんな自転車があるのだろうか? そりゃあります。結構あります。ただ個人の好みもあるので、こんなお店はどうでしょうか?っていうショップのご紹介をしましょう。

▼ サイクルベースあさひ

北は北海道、南は鹿児島までショップ展開する大手販売店。有名ブランド自転車(ママチャリでの)も揃えながら、自社開発のPB自転車も自店販売している。「ネットで注文」「最寄りの店舗で受け取り」という安心感ある購入、また購入店での修理や問い合わせも気軽にできるというのは頼もしい限りだ。

[下記のロゴをクリックすれば、楽天市場を通じてショップページにジャンプできます]

▼ AEON BIKE (イオンバイク)

ショッピングモールの大手「AEON」でも自転車販売サービスを行なっているのは、すでにご存知だろう。国内メーカーから自社ブランド「TOPVALU(トップバリュ)」でのPB自転車も展開する。自転車専門ではなく、あくまでサービスの一環でもある自転車につき、各販売店での整備能力はマチマチとの評価も聞くが、それでも自転車販売をしている以上、ママチャリならおおよそ問題ないだろう。

[下記のロゴをクリックすれば、楽天市場を通じてショップページにジャンプできます]

といった具合に、近くに自転車屋さんがなかったり、あるけれど購入するにはちょっと…敷居が高そうなロードバイク専門店しかない、もしくは中古自転車屋さんしかないのね…という方には、こういった全国展開しているお店で欲しい自転車を探してみるというのも手、です。

もちろん上記以外でも信用出来る自転車屋さんはたくさんあります。関東一円で展開されている販売店さん、関西でそして大阪で、、さらには北は北海道、南は沖縄までオススメ出来るお店さんはたくさんあります。もちろんcharichariとしては、そんな自転車屋さんのスタッフと実車を見ながらお話を伺って、購入してほしいと思いますが、しかしお一人暮らしや転勤異動、降り立った土地勘なく、生活環境で自転車が必要で、早期の購入しなければならない場合は、全国展開されているお店は頼りやすい先かと思います。

そういう時は、一度上記のお店のような「Web購入→店頭受取り」のサービスを検討してみてはいかがでしょうか?

しかしもう夏ですね。皆さんご体調にはお気をつけ下さいね。
今日も元気にいってらっしゃい♪

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