最強の街乗りヘルメットはどれだ?

街中を歩いていると、自転車で通勤や通学する方は最近、増えている印象を受けます。時勢もありますが、都市部で生活している方には、交通機関を使うより目的地に早く到着出来る利便性が高いからでしょう。

事実、例えば徒歩で駅に向かって電車に乗車し、最寄りの駅で下車してから目的地まで歩く…ということを思えば、電車に乗っていない時は圧倒的に自転車の方が速い。そのアドバンテージは総合的に到着時間が早くなります。

天候良ければ、自転車で出かけると時間の節約にもなり、また有酸素運動も期待できるので、健康にも一役買えて、一石二鳥。いいことですよねぇ。

しかし良いことばかりではありません。都市部では様々な乗り物が往来している中で走行するので、何かと危険は潜んでいます。少なくとも頭部損傷による事故は多く、ヘルメット着用を勧める条例を発布する自治体も非常に多くなっています。

とはいえヘルメットは仰々しい、モッサい、めんどくさいetc、チョイ乗りチャリダーにとっては敬遠しがち。。。そんなあなたに「これはどう?」なヘルメットを今回はご紹介しましょうっ!

ノーヘル ノーライドなワケはこういうことだ

(出典:@C_ElaineMcKay)
「友達がクルマと接触事故したの。ヘルメットが彼の命を助けてくれたわ。
あなたもヘルメットしてっ」

何も語らずでいいでしょう。頭部への衝撃でヘルメットが割れてしまってます。もし未着用だったら、どうなっていたのでしょうか。乗り物が違っても自転車と速度が近しいほどの乗り物でも、ヘルメットがあったおかげで助かっているケースは沢山あります。

(出典:tall_drinkofwater)
スケートボードで転倒した子供のヘルメット後頭部。痛々しく担架で寝ている彼が着用していたもの。こちらもパックリと割れている。なかったら…かなりの重傷だっただろう。

自転車はバランスで乗る乗り物だけに、こけると怪我は免れません。打ち所次第では難度な傷害を負うことにもなりかねません。

じゃ、街乗りで「使える」ヘルメットを選んだらどうだ?

以前もヘルメット特集をしましたが(「ノーヘルノーライド。ヘルメットをおしゃれに楽しもう」)、おしゃれコンセプトに記事を書かせて頂いたので、今回のコンセプト「利便性」は少し含まれていませんでした。

であれば今回は「使える」ヘルメットはどれなんだろう? 街乗りしているライダーにとって、一番気になることはなんだろう?どんなヘルメットなら着用したくなるだろう?…というコンセプトで厳選してみました。

1.使えるヘルメットとは?
個人差はあるので、一概にもいえませんが…『いかにもヘルメット』は、シティサイクルには微妙感がひとしお。かといって『帽子型ヘルメット』も、モノによっては田舎の学生(失礼!)を思い出してしまう。つまり派手でなく機能的なヘルメットがいいのかもしれません。

2.着用したくなるヘルメットとは?
好み加減によりますが、軽量でかつオシャレ(?)なヘルメットがいいのかもしれませんね。「かっこいい」「かわいい」など年代によってなじみやすさは変わりますが、これ以外に「着用すると〇〇が得られる」といった利便性があるといいでしょう。「1.」のエッセンスは多分に入りそうです。

この2点を軸にして選んでみましたところ、こんなヘルメットが選ばれましたっ!

⒈ モバイラーにレコメン!サイバーなヘルメット

SENA R1
スマートサイクリングヘルメット

ヘルメットにマイク&スピーカーが内臓され、スマートフォンと連動して通話が出来る…だけではなく、同ヘルメットが複数あればなんと、最大3人までのツーリングパーティで、シーバーとしても使えるという優れもの。バッテリーも使い方によるが、一日1時間の使用なら10日は充電いらずという利用者からのスタミナ能力レビューも多い。

お値段は決して安くはないが、これだけのスペックあるヘルメットは見当たらず、だ。Uberライダーにもオススメ出来るヘルメットじゃないだろうか。Amazonでは¥26,260〜で販売中だ。

メーカー/ Sena Technologies, Inc.・ブランド/セナ(Sena)
電池/ 1 リチウムポリマー 電池(付属)
付属品/Bluetoothヘルメット・色(写真)/アイスブルー
商品の重量/399 g

2. チョイ乗りにうってつけ!折りたたみヘルメット

「ヘルメットなんて、自転車にそんな毎日乗らないし」
そんなチョイ乗り派の方には、こんなのはどうだろうか?

SHGK
折りたたみ式ヘルメット

「折りたたみ式ヘルメット」
重量:360g
サイズ:ユニセックス
素材:PC + EPS
仕様:235 * 145mm / 55-59cm
注:手動測定には1〜2cMの誤差があり、
実際のサイズは実際の製品によって異なります。

折りたためるヘルメット。
オートバイではこんな仕様はありえないが、自転車なら可能なのでしょう。いくつか販売されている折りたたみヘルメットの中では、これが良さそうです。

何がどうなのかというと、一つはインナー側の作り込みが丁寧に見えること。また衝撃材が厚めなこと。そういった観点からチョイスしました。

ただ惜しむらくは…頭部サイズが〜59cmまでなこと。男性で大きめの頭部の方には合わない可能性が高く、むしろ女性向けサイズかもしれません。実寸を確認してからの購入をオススメします。

3. そのほかヘルメット

▼ 軽量度合いならピカイチ

OGK KABUTO
ヘルメット RECT (レクト) ブラック サイズ: M/L

日本人にフィットする「JCF公認」レース対応の
エントリーモデル。
サイズ:M/L
参考重量:245g
JCF(公財)日本自転車競技連盟公認
XFアジャスターは上下4段階調整可能
※ノーマルインナーパッドの設定はございません。
シリコンベルトタイプのテールライトが取付やすい形状の後頭部。

国内ヘルメットメーカーでも自転車部門ではトップブランドといっても過言ではないOGK KABUTO。基本重量は245gと、iPhone程度の重さしかない軽量さ…いやそれより軽量か?安全面は当然ながら基準以上の性能を持つ優れもの。

▼ みんなの憧れオシャレヘルメット

GIRO
自転車ロードヘルメット アジリス ミップス AGILIS MIPS

色:マットブラック
サイズ:*写真のモデルはMサイズ(55~59cm)

数々のメーカーがある中で、GOROのデザインは斬新。そのスタイリッシュ性は、一度見ると忘れられないし、お値段をみても忘れられない(笑。ただしスタンダードモデル(AGILIS MIPS)なら手は届く¥15,000ほどだ。自転車好きにプレゼントすると、相手が小躍りする”憧れのブランド”といっても過言ではない。


いかがだったでしょうか?
他にも「KASK(カスク)」もオススメですし、「SELEV(セレーヴ)」も魅力的。ロードバイクを乗られている方にとっては、これ以外に「BELL」や「Bontrager」などは人気ですよね。

安全に乗ることは、防具もあってこそ。
もしやっぱりヘルメットが嫌だという方は、少なくともキャップやニット帽は被って下さい。衝撃には大した防御率はありませんが、ノーヘルよりマシです。

それでは今日も元気にいってらっしゃーい♪

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