なかなか快適っスポーツレギンスのススメ
「最近、寒くなって自転車に乗ると、足がすごく寒い」
「普通のインナーでは薄いし、かと言ってヒートテックは暑くなるし」
「そこそこあったかめをキープしてくれるインナー、ないかしらん?」
そんな話が、会社の休憩室でありました。
なるほど、冬場の自転車ではパンツ(=ズボン)だけでは寒いですし、冷えてしまいますよね。ステテコ、猿股、タイツ…かつて色々な製品があって、その度に家族からは「ジィさまくせぇ」と言われて…。タイツは最近、カラバリ増えましたが、足の爪に引っかかると伝線が走っちゃう。
男性も女性でも、冬場は自転車通勤や通学での下半身の寒さ対策は、本当に悩ましいところです。上半身と違ってすぐに脱げないしね。
そんな方へ。今回はcharichariオススメの「下半身の防寒対策に良いよ」をご紹介しましょう。
ランナー、フィットネスウェアで見かけるレギンス製品
女性ならタイツは普段から慣れ親しんだアンダーウェアですが、男性にはタイツなんて日常では冬くらいしか登場しないアイテム。それでも脱いだ時の情けないシルエットが嫌で、かつ「穿いたら負け」的なイメージがつきまとい、よっぽどでない限り着用しない方は多いです。
ただ仕事で着用するスーツパンツは薄手が多いし、夏場は汗が滲みやすいことから、通称「ステテコ」を愛用されている方もおられますが、その利用者層は冬場もステテコで過ごされる方が多い感じがします。
「かっこ悪いもん」
これが『男の意地』を支えていると言っても過言でなければ、改めてのご提案。
スポーツウェアではどないだ?…ということで今回のオススメ『レギンス』となるわけです。
足元を引き締め、かつ動きやすい
『レギンス (leggings)』
良い響きですな。charichariはなぜか、このネーミングを聞くとケニー・ロギンスを思い浮かべます。何にも関係ありません。ただ語呂の響きだけで彼の名曲『フットルース』『デンジャーゾーン』が脳裏でオンエア…。曲名も下半身系に派生思想なので余計にかもしれません。
そんなしょうもないことを言ってないで本題に。
『レギンス』は本来アウターウェアで、インナーウェアは『スパッツ』と言いますが、日本ではもうその差がイマイチ浸透していなく、その似た形状からインナーウェアとしても『レギンス』として販売してるお店さんも多いです(お客さんに訴求しやすいからもあるかと)。
ではそのレギンス、元々は乳幼児の衣服名称からだそうで、ファッション業界が以前から使われていたスパッツからの新しい製品として『レギンス』が2006年から登場。それ以降、カジュアルファッションとして定着したとのことです(wikipediaより引用)。
そのレギンス、特徴は「動きやすい」「(裾が)バタつかない」「ファッションに取り入れやすい」「日焼け防止にもなる」「発汗&発熱仕様などの製品も素材選べば展開できる」ということ。スポーツ界でもトレーニングウェアとして、またタイトな素材から筋力のサポート機能も加えたアスレティックウェアとしても派生されています。
そのスポーツ系のレギンス、伸縮性に長けているし、比較的丈夫、製品によっては先述の筋肉サポート機能を兼ね備えたものもリリースされていることから、アウターだけでなくインナーとしての併用される方が増えているのが現状です。
冬用は裏起毛になっている製品も多い
近年、上手にレギンスを活用する文化も浸透し、男性もレギンス着用に嫌悪感を持つ人も少なくなり、さらに最近の自宅フィットネスやホームトレーニングをする機会が増えたことから、多様な製品が登場してきました。
その中でタイトル宜しく「冬のレギンス」製品がリリース。その中でオススメなのが、穿いた時に冷やっとこない『裏起毛レギンス』。
裏起毛レギンスは自宅で過ごしている普段着としても十分温かいですし、それでも寒く感じたらジャージやナイロンパンツなどを上から着用すると最強。同居者がいても、スポーツレギンスなら、それほどセクシャルな印象が少ないしスタイリッシュに見える。こんな便利なファッションアイテムはありません。
もし見た目が少しタイツみたいという印象を感じる方には、これにショートパンツ(ランニングパンツ)と重ね穿いてもいいでしょう。見た目は「スポーティなお兄さんお姉さん」に見えて、おそらく宅配便の方にも好印象です(笑。
ちょうど良い温もり、暑すぎない発熱機能
さぁ自転車に話を合わせていきましょう。
タイツ、ステテコ、サルマタ…どれをとっても自転車でのペダリングには、たいして影響はありません。となると別にレギンスにこだわらなくてもいいのですが、他と比べてスポーツ系レギンスは機能的にアドバンテージがあります。
+ 基はアウター商品なので、下着感が少ない
+ 発熱機能がある製品も多い
+ 筋力サポート機能がある製品も多い
この3つの特徴は、タイツなどにはみられないものです。
ではスポーツ系レギンス、自転車ではどんな効果があるのでしょうか?
▼下着じゃなくてもインナーに活用できる
冬の寒い日、自宅で過ごしていても何かと外出する必要があります。その際、レギンスを穿いていると、その上からパンツ(=ズボン)を着用できること。これだけでなく、パンツに足を通した時の冷やっと感がかなり防げます。ということは「比較的、楽に外出しやすい(面倒になりにくい)」と言ってもいいでしょう。
▼ 筋力サポート機能があるレギンス製品
直接的なイメージで、自転車のペダリングに影響がありそうなのはコレでしょう。スポーツ系レギンスでの筋力サポート機能がある効果は『疲労蓄積が緩和される』『関節運動のサポート効果がある』ことです。
自転車での下半身運動は、なかなか重要なファクターです。回転運動だけでなく、荷重も筋力も非常に稼働します。それをサポートし適度に分散される機能があるスポーツ系レギンスは、温か機能がなくても日常の運動でも効果が期待できます。
▼ 暑すぎず寒すぎず。発熱機能がある製品
夏レギンスは、ランニングウェアなどで発汗発熱機能がある素材を使用されているのと同じく、冬季シーズンでは過剰な熱をこもらせない、いわば発熱機能を持つレギンス製品も多くあります。
これは非常にありがたく、例えばヒートテックなどの保温機能素材は、寒い環境下での滞在には非常に効果的ですが、着用したまま室内で過ごすと、人によっては暑すぎてしまいます。特に自転車移動した後で、室内で過ごすと暑くなることはしばしば。逆に言えば、ヒートテックは優秀すぎると言ってもいいのかもしれません。
また製品によっては肌に合わないなどのカブレ、発疹などのトラブルが起きる人も少なからずいるのも事実。その点、スポーツ系レギンスは、概ねスポーツをする人の肌のトラブルシュートはメーカーも注視。比較的、万人に受けやすい製造加工をされている傾向が大いに見受けられます。その点においても、乾燥しやすい冬の肌にとって、トラブル誘発になりにくいのは嬉しいことです。
オススメレギンスご紹介
徒然と語ってきましたが、スポーツしていてもしていなくても、スポーツ系レギンスは重宝することかと思います。
charichariは2シーズン(秋冬)、レギンスを穿いて出社します。
自転車での通勤では当然ながら下半身の暖ですが、直接、家に帰れる日は社においているランニングウェアに着替えて6-7kmを走破。自転車も社に置いて行くので、翌日はラン出社するか、もし朝から雨なら電車で行くか…。そんな自由も効きやすいのもレギンスでしょう。
そんなcharichariがオススメするレギンス、いくつかご紹介しましょう。もちろん人によって体型体格が違いますので、希望サイズや機能は『要確認』の上、ご購入下さいですので、その辺はご理解ご了承下さいね。
■ FILA (フィラ)
世界的にも有名なイタリア発祥ブランド。このレギンスはトレーニング用と作られた製品だけあり、ステッチやタグなどは肌に擦り荒れない仕様になっている。裏起毛素材で穿き心地 ◯。それほど締め付けはない(個人差あり)仕様なので、試し購入としてはいいかも…
■ UNDER ARMER (アンダーアーマー)
アメリカのスポーツブランド。創設者はアメフトの選手だけに、ユニフォームの下に着る鎧となるウェアを提供することが同社のブランドネームにもなっている。
こんな感じでしょうか?
お試しで購入するには丁度いい価格帯ですから、このあたりから体験するには丁度いいかと思います。気に入ったら他に違うブランドや製品をチェックしていくといいでしょう。
ここで紹介したレギンスは、筋力サポート的なレギンス(コンプレッションウェア)ですので、体型によって少し窮屈に感じたりする方もおられるかと思います。その感じに不安を抱く方は、タイツなどのインナーで、自分に合った製品をお選び下さいね。
というわけで、charichariの部屋着&インナー、そしてランニングまで網羅しちゃうという狙いのレギンスの紹介でしたが、如何だったでしょうか? だいたい冬は、こんな感じの服装で家で食っちゃ寝してます。外行くときは、この上からデニムとか穿いて。。。ズボラですねハイ。
何かの参考になれば嬉しいですっ
それでは今日も元気にいってらっしゃーい♪