自転車が嫌いor苦手な人たち

コロナ禍が進み、都市部では自転車のニーズが増え始めたのが2020年。今では自転車通勤も可能にした企業も増えたとの声をよく聞きます。また自転車デリバリーサービスも増え、明らかにコロナ禍前に比べて、自転車で往来している方々を見かける機会が多くなりました。しかし…

「ちっ…邪魔だなぁ。。。」

日常、クルマやバイクを運転している人にとって、車道や歩道を行ったり来たりする自転車や、右左折&後方確認をほぼしない自転車、要するにフラフラしている自転車に、怒りと恐怖を感じるドライバー、ライダーも同時に増えています。

一概にも「チョロチョロする自転車嫌い」→「自転車嫌い、乗らない」というワケではないでしょうが、自転車が嫌い、苦手な人たちがいることも、自転車乗りとしては知っておくことも必要かもしれません。そんな世界各国の「自転車ヘイト」な動画をご紹介しましょう。

▼ Still wondering why everyone hates cyclists?

「なぜ自転車を嫌うのかが分からないって?ご覧いただこう」
まずはこちらのVideoからご覧頂きましょう。ライダーがアクションカメラを装着して、街中の自転車乗りの危険走行をいくつか紹介している。これ、まさにそうなんですよ。クルマにとってバイクもヒヤヒヤする対象の一つなのですが、それ以上に怖い理由を分かりやすくご覧頂けます。そりゃー自転車嫌いになるわぃ。

James May and Jeremy Clarkson trying to cycle around London safely

「クルマ番組「TOP Gear」のジェームス氏がロンドンの街は安全に自転車で走れるか」
お次はイギリスの放送局BBCが長年放送しているクルマ番組『TOP Gear』から、あの名物司会者ジェームス氏を自転車に乗ってもらおうという企画。
クルマを愛してやまないジェームス氏は、そもそも自転車が好きでなく「なぜ子供が乗るような乗り物に、大人が乗るのか。そんな乗り物になぜ行政は大金をかけて自転車レーンなぞ作るのか」という意見を持っているのですが、このビデオでは「じゃー、実際に乗ってもらいましょ。そしたら理解できることもあるんでない?」という流れから作られている様子です。「ちょっと待て!お尻が痛いっ!」は笑える。

▼Why Drivers HATE Cyclists | Can’t Believe He Did THIS…

「なぜクルマの運転手は自転車が嫌いなのか?信じられないバイカーの危険運転」
…そんな感じのタイトルですね。この投稿者の気持ちは非常に分かりますし、信号無視をしがちな自転車の心情も、少しは分かりますが、これは本当に「自殺させて下さい」同然の乗り方をバイカーはしています。自転車の交通ルールはほぼ、世界共通。カルフォルニアであれば、この場合、右側通行で右折は信号に関わらず、左から来るクルマに注意して右に曲がることができますが、この自転車は直進のタイミングを狙っています。これはアウト。そりゃドライバーから嫌われて当然でしょう。

▼ i hate bicycle riders

「自転車乗りって大嫌い」
こちらはベルギーかオランダか…からの投稿者さん。ご自身はオートバイ乗りですね。オートバイはトライアンフのスピードトリプルでしょうか?よく走るんですよねぇ。Buellよりシルキーで気持ちいし…。あ、すみません、こ子は自転車サイトだった(汗。
動画1:00ごろで、横断歩道を渡ろうとする人がいるため、一旦停止。渡り切る頃合いでアクセルを開けようとしたら、自転車が反対車線をスピードある状態で飛び越し&飛び出し。まさに「ヒヤリハット」です。これも危険ですねぇ。バイクも2輪だけに、もし事故に合えば損害は…(震)。

如何だったでしょうか?
自転車は気軽に手軽に楽しめる乗り物ですが、その気軽さから危険ある運転をする傾向があります。日本でもよく見かける光景ですが、アメリカやヨーロッパと比べ、自転車に対する印象に違いがあります。

「自転車は子供の乗り物」というイメージが潜在的にある欧米に対して、日本では「万人が乗る」という環境。この感覚は東アジア諸外国にもあります。タイや中国では、自転車もクルマもカオスな交通がまかり通る文化です。フィリピンやベトナムはオートバイの方が市民権ありますし…。

とにかく危険運転をしやすい自転車を嫌うドライバー、ライダーが多かれ少なかれいることを知った上で、安全運転を心がけていきましょう。charichariも改めて勉強になりました。

それでは今日も安全運転で、いってらっしゃーい♪

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