ダンボールで自転車作ったあの人は今…

数年前、世界で有数のケーブルTVニュースチャンネル「CNN」で紹介された、ダンボールで自転車を作っているイスラエルにお住いのイズハールさん。映像ではそのダンボール自転車の思いがけないほどの完成度の高さとその美しさを披露、苦労された開発から製造、これからさらに販売に向けてのビジョンを紹介していた。

 

 

「いつかこの自転車で旅にでもいける(強度や実用度をもっと確実にして)といいですね」

優しそうで渋いイズハールさんの目には、まだまだ熱い灯火が宿っているシーンが印象的。

 

 

 

 

 

さてあれからどうなったのか？

何とあれから工房というか会社は大きくなっちゃって、イスラエルでも有数の先進的自転車メーカーになっているではないか。

 

完成度もデザイン性も向上、おまけに125kgまでの重量に耐えられるという実証お墨付き。もちろん雨などの水気も実験済みでさして問題ないそうだ。さらに商品ジャンルは増えているしオシャレな車椅子も製造販売している。これはたまげた。

他にも子供用のストライダーも販売しているし、街のシェアサイクルとしても一部導入されちゃっている様子。もうそのブレイクぶりはイスラエルではすごいことになっているようだ。

 

日本で購入できるかどうか色々調べて見たが、残念ながら日本での取扱い販売店はないので、イスラエルから取り寄せとなる。もし購入できたとしたら、車両本体は約6万円未満＋送料だろう。車体本体の重量が明記されてないので、一体輸送コスト(関税あるなら含)はどのくらいになるのか分からないが、普通自転車の個人輸入並なら約8万円程度までか？

 

もし日本での販売店が登場したら、またここでも紹介したいと思う。環境にも優しそうではあるが果たしてどうなのか？実際に乗ってみたい自転車の一つだ。