自転車の種類「タンデム自転車(2人 or 3人が乗れる自転車」

 

このハッピー&ラブリーな乗り物の右に出る自転車は、この2人乗り自転車と対抗出来る車両はないでしょう。カップルで運転する、友人たちと一緒に試しに乗ってみるなど、何かと観光地でトライした人はおられるかと思いますし、また時々、CMなどでも見かけられます。

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=g6ouHNB_bK0

 

さてこのタンデム自転車、これまで乗車&運転出来る場所は、かなり限られていました。それは日本の道路交通法に基づく自転車の公道走行可能車両に該当せず、むしろ各地方自治体の行政任せで「禁止」とされているケースが見受けられるからです。つまり全国共通で乗車出来る乗り物ではないので、自転車メーカーも公に販売するのは難しいということでしょう。観光地や施設私有地内でのレンタサイクル用自転車として製造販売しているのが現状です。

 

現在、タンデム自転車での走行禁止の都道府県はwikipediaで更新されています。(画像をクリックでジャンプします)

表の中で「自転車専用道路のみ走行可能」が多く、47都道府県中15箇所のみ『公道使用可能』となっています(2018年3月現在)。

 

「乗る&走るのOKだよ。でも自転車専用道路ならね…(ニヤリ)」とまるでお役人(各自治体の公安職員)が我々に嫌がらせをしているかのような記載です。

 

 

「それはおかしい。なんでダメなの?」ということで、charichariが電話で聞いてみたところ、なんとも歯切れの悪い返事ばかりです。「危ないから」「不安定だし」「安全性に問題あるし」というご返事を頂きましたので、改めて質問をしてみました。

『あなたはタンデム自転車に乗ったことはあるのか?』

「…ありませんが、云々…」とのお答えでした。興味深いですね。別に「じゃあ乗れよ。否定するなら乗ってからにしろよ」と言いたいわけではありませんが、歯切れの悪い返事をご自身がされるより「これまでの公安規則で現在まで、そのように続いています」と、言えばいいのに(笑)。

 

あ、しまった…。ぼやいてしまいましたね。

魅力たっぷりありそうなタンデム自転車、charichariはもれなく『公道で走ったことはない』ですが、観光地で走った感想を下記にお伝えします。

 

<タンデム自転車の乗車感想>

・2人で漕ぐペダルは楽だっ嬉しい楽しいぞ!

・なぜか昔のコカコーラのCM「I feel」を思い出す

・でもちょっと恥ずかしい

・坂道も二人三脚「えっほえっほ」と籠屋のように声をかけあうと楽しい

・突風が前から吹いた時、前のライダーは「うぉっ風がっ」と言うが、後ろは「?」

・つまり風の抵抗は前が受けやすく疲れやすい。その辺考慮して交代してやると良い

・乗車の際、前のライダーから乗るように。でないとしこたま乗りづらい

・チェーン交換、大変そうだなぁと見て思ったりする

・ブレーキが特殊。そりゃそうか。

 

と言う感じでした。

今年(2018年)に入って、タンデム自転車が水面下で見直されています。理由としては『観光地でのサービス&インバウンド効果への期待』『乗車出来る障害者(視覚障害者など)との走行』『足力が足りない老人との走行&リハビリ』といったものです。経済の一端を担えるかどうかは、その土地の環境次第(自転車で走行する方が魅力的な街だetc)と工夫次第だと思いますが、介護ケアとしての活用は良いですね。良いアイデアだと思います。

さらにこの記事を本日、あげようとした際にYahooニュース経由「朝日新聞Webニュース」にて、タンデム自転車についての報道がありました。記事によると鹿児島県内での公道走行が認められたとの報道でした(記事には画像をクリックすればジャンプします)。いいですね。

少しづつでも全国に広まっていければ、メーカーも新しい規格のタンデム自転車開発に乗り出すはずでしょう。そうなればきっと、おしゃれなタンデム自転車も登場してくると思いますっ

 

みなさんのお住いの都道府県で、すでに乗車可能でかつ、この自転車にご興味ありましたら是非、オススメしたいジャンルです。キャンプ地やバーベキュー施設内の道路、観光地での自転車専用道路での走行など、レジャーバイクとしては最高だと思いますっ!

 

最後に先述で出てきたコカコーラCM「I feel coke」も紹介しておきます。charichariはきっと大人になったらこうなるんだと”大人に対する憧れ”がCMにありました。懐かしいっ

 

 

 

あなたにとって、ぴったりの自転車が見つかりますように!

 

 

 

 

 

 

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