自転車の種類「BMX」
BMX (Bicycle Motocross *[cross]を”X”と略) は、もともとカルフォルニアの子供たちが20インチの小型のクルーザー自転車で、モトクロスを楽しんでいたことがきっかけと言われてます。軽快性と頑丈な車両、そして見た目もエキサイティングだったのでしょう。数年後には競技になるという大ブレイクを遂げました。
1980年には映画「E.T.」でも子供たちが乗っている自転車にBMX、確か「グーニーズ」でもBMX、さらに映画「BMXアドベンチャー」という作品も出来ちゃったくらいの盛り上がり様は、外で遊ぶ&冒険探検する子供たちの移動手段として、取り入れやすかったアイテムの一つでした。
BMXの特徴は
「20インチの太めのゴツゴツタイヤ」
「標準的なダイヤモンドフレームだがコンパクトサイズ」
「BMXならではのハンドル(アップ型にクロスバーが溶接されている)」
「シングルスピードと固定ギア」
の4ポイントが目を引くポイントでしょう。それ以外でも特徴的なパーツをつけています。
実際、街乗りで乗ってみると、
1.漕ぎ出しが軽い
2.段差もストレスにならない
3.少々傷ついても気にならない
4.サドルが硬いのでお尻が痛い
5.短距離なら使える
6.荷カゴをいる人は後付け必要
といったところでしょうか?スピードが出る構造ではないので、20km/h未満が平均速度でしょう。20インチ車両の他に24インチ車両もありますので、そちらはもう少し速度は出るかもしれません。またアフターパーツもそれなりに出回っているので、自分なりのBMXを作っていくという楽しみ方もできる趣味性が高い自転車です。
お値段は競技用でなければ平均価格は約¥50,000 〜 70,000。他に¥20,000-30,000のもありますが、BMXらしい特性が半減された車両がほとんどですので、あまりオススメはしません。見た目重視なら…で良ければってところです。
駐輪場がないマンションでお住まいの方にとって20インチ車両は、折りたたみ自転車以外の車両候補としてもオススメです(軽いので)。
ARES(アーレス)は、日本人プロライダー宇野陽介氏のブランドで、彼の監修で作られたBMXです。良い操作性を体感できます。DURCUS ONE (ダーカス ワン)も国内メーカー。このH-STREETモデルは街乗り用に開発された車両です。2メーカーともオススメです。
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