シティサイクルは最大時速何キロまで人力で出せるのか?

最高速というテーマは、人類が自転車を手にした時から始まっている気がする。特に男。無謀かつ記録を出したところで何の役に立つのか分からないが、「あんたが一番!」という記録への挑戦は、男を中心に心を掻き立てる理由として筋が通っていると理解される。その挑戦がレースやプロの世界でなくても…だ。

 

今回のテーマは「(褒め言葉の)バカ」と「己への挑戦」と「未知の世界を知りたい」という3種の神器が巴られた情熱溢れるものだ。その熱量は誰にも止められない。ここで是非、昇華して頂こうと思う。

 

まずギネス記録を調べてみよう。

「人力による世界最高速度」144km/h (http://www.guinnessworldrecords.jp/)

「スリップストリームでの自転車最高速度」268.831km/h

 

 

 

 

この記録を見ただけでも、自転車では普通、ありえない速度だ。次の記録を見てみよう。

今度は日本でもおなじみの競輪選手の記録だ。太腿の太さは70cm以上を誇る屈強な肉体のアスリートの記録だ。

「競輪選手の平均最高速度」約70km/h  (http://www.keirin-hiroba.com/beginner2.html)

 

 

 

トップクラスの競輪選手でも70kmくらいの速度なのに対し、ギネス記録の144kmとはどういった条件での測定だったのか??気になるところではある。ではこの競輪選手が一般人と同条件の車両でレースコースを走らせたら、どのくらいの速度が出るのか?

2011年6月に放送された朝日放送番組「シルシルミシル」(放送終了)にて”「競輪選手はママチャリでどれぐらいのスピードを出せますか?」という視聴者からの調査依頼に応える実験”を行ったところ…

阿部選手 43.0km/h

岡選手 44.5km/h

番組AD 39.4km

 

…という結果に。つまりあれだ。自転車の仕様によって速度が大きく変わるってことだな。でもママチャリが40km程度、瞬間的ではあるが人力で出せる乗り物だということが分かった。原動機付自転車の制限速度より10kmもオーバーしている。やっぱりヘルメットは必要な乗り物だと思うな自転車も。

 

 

というわけで、シティサイクルが出せる最高速は40km/hで、通常のランニング速度は20km/h強程度だということが分かった。構造上、そんなに出せるようには作られてないのは大体、検討はついていたけど、こうやって数字比べをすると改めて「へー」だよね。

しかし最近の既製品のロードバイクやクロスバイクは、速度が出しやすい仕様だ。事実、私の愛車クロスバイクもメーターをつけて図ると40km/hを出すことは簡単である。速度だけで見切ることは出来ないけど、自転車は2輪車だ。こけたら怪我、もしくは速度次第では死ぬかの乗り物につき、安全運転と交通ルールの厳守は必至だ。気をつけよう。

 

それでは今日も安全運転でいってらっさい!

 

 

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