自転車の種類「折りたたみ自転車」

(写真引用:BROMPTON社H.P.より)

 

 

今やコンパクト自転車の代名詞となっている折りたたみ自転車。自転車屋さんの前でも¥10,000程度の車両も販売されているほど、ママチャリと同レベルの市民権を得ていると言っても過言ではないはず。

折りたたみ自転車の歴史は古く、約140年前には地球上に誕生していたと言われています。実用化されたのは1890年頃で、それ以降、コンパクトで持ち運びがしやすい利点から軍用としても採用され、英陸軍ではかのバイクメーカー「BSA」が製造した折りたたみ自転車を第一次大戦で空挺部隊を中心に使用されていたそうです。

折りたたむ機能の自転車は、通常の自転車と比べスタイリッシュだということから、1970年代にヨーロッパで爆発的ブームとなり、「ブロンプトン・バイシクル」社(英)や「ダホン」社(米)などの折りたたみ製造開発企業が一気にブランディングに成功した時代でした。今でも両社は素晴らしい折りたたみ自転車を製造販売しており、日本でも入手することが可能です。

 

<折りたたみ自転車の特徴>

・小径車がほとんど。その場合は短距離移動として非常に有効である

・変速機付きモデルも多数、ちょっとした坂道に遭遇しても楽に走破可能

・折りたためることで、自宅の玄関先に置いておくことができる

・電車やバスでも携帯携行が可能。

・買い物かごは取り付けると折りたためない。ただの自転車になる

・フレーム強度、折りたたむ機能にいる部品などがいるためか、サイズの割にちょっと重い。

 

<日常生活での折りたたみ自転車>

・「折りたためるし便利やん!」と思って購入するが、折りたたむ機会があまりなかった巻

・特に大型ホイールの折りたたみ自転車は、折りたたんだことがない。

・マンションの玄関先に置いておくも、なかなか邪魔である

・折りたたんだ状態から組み立てて乗ろうとしたら、ハンドル固定を忘れて慌てることがある

・電車に持ち込めるのは嬉しくって、ちょっと電車で遠出して見知らぬ街を走ってみる

・車に積載することが便利。これはキャンプなどでは大活躍

・「家まで送ってやるよ」と言われて素直に喜べることに感動

・荷物を自転車にどう載せようか悩むことがしばしば

 

 

という感じでしょうか

個人的に「持ってて便利」と思った瞬間は「車に載せられること」と「小径車ゆえにキャンプ先でも子供が乗れる」、「勤務先のデスク横に置いておける」ということでした。特に会社と自宅の距離が「近いけど歩くには30分ほどかかる」という環境だったので、毎日折りたたみ自転車で通勤して、デスクの横や足元の奥に入れていたり。ライフスタイルに合わせて変形できる利点は、大助かりでした。

 

ただしかねてから言われていることですが、廉価版の折りたたみ自転車は安全面では「危険」と判断されている車両です。事実、国民生活センターに届けられたクレーム、そして試験結果を受けて『低価格車は品質に問題あるものが多いので気をつけて欲しい』という内容を発表しています。

折りたたみ自転車(商品テスト結果) 」2015年8月発表

安価な廉価版自転車を購入する側としても、単に「自転車を売っているだけ」な販売店では、安全な整備や信頼性などが不安なので、自転車専門店での購入が絶対にオススメと言えます。

 

いかがだったでしょうか?

折りたたみ自転車は便利ですが、ちょっとだけ気をつけるところがあります。「値段が高ければ信頼性も高い」とも半分は言えますが、それより「知っているメーカー、サポートも整っているメーカー」「信用できる販売店」の2つを見極めてから購入することが、残りの半分で必要となる車両だということです。

もちろんこれはどんな自転車でも言えます。ただ折りたたみ自転車は特に注意して購入検討が必要だということです。それをクリアしたら、きっといい折りたたみ自転車が、あなたのベストパートナーになってくれるでしょう。

 

 

 

<ブロンプトン サイクル>

イギリスでも有数の老舗自転車メーカー。お値段は高いが、その信頼性とブリティッシュデザインが存分に生かされている車両は唯一無二。晴天が少ないイギリスの気候下、サビなどへの対応策も考えられている。アフターパーツも多数出ており、アパレル系まで販売。カバンが実用的でかつ、かわいい。大事に乗れるなら購入時は高い印象はあるが、そんなものmacbook proを1台買ったと思えば問題ない。しかもパソコンより長持ちだし。オススメのメーカーだ。

 

 

ここで紹介している車両は中古品だ。新車はネットで売ってない様なので、ぜひ販売店へGo!だ。公式H.P.から近くの販売店を探して欲しい。(画像をクリックしたらH.P.へジャンプします)

 

 

<ダホン>

アメリカに本社をおくメーカー。ブロンプトンと比べ安めの車両が多い。低価格帯を実現したのは中国での生産にしているからだ。もともと創業者は中国系アメリカ人なだけに、親戚縁者とのルートもあったのだろう(もっとも創業者David氏は台湾系だったが)。しかし安いとはいえ、考えられた機能や信頼性は、このメーカーならでは、だ。街乗り使用ならこのダホンはオススメである

 

これら以外にたくさんあるので、合わせて下記も見てもらえたらいいだろう。ダホン製品がドドドンっと見れるぞ!

DAHON 自転車

 

DAHON社のH.P.はこちら。(画像をクリックするとジャンプします)

 

 

 

 

あなたにとって、ぴったりの自転車が見つかります様に!

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA