自転車の種類「ランドナー」

ランドナーバイク。この自転車に乗る人は旅好き、スナフキン性格なナイスジェントルメン的な魅力的な男性ではないかと勝手に想像してしまいます。つまり「シブい」んです。この晩秋に自転車で週末、一人で林間で1泊2日かけてソロキャンプをするのが趣味って人は、カッコよすぎでしょう。車でソロキャンじゃないところがこれまた良い…。

 

ランドナーバイクは、姿形はロードバイクとほぼ変わりませんが、クロモリならフレームがロードに比べ太めに作られていますし、タイヤもやや太めを装着。速度を出すことが目的のロードバイクなら、ランドナーバイクは「中長距離を走っても疲れなく、たとえ未舗装路を走っても安定走破できること」を目的としています。

『グラベルバイクと変わんないんやんか』

そういう印象や感想を持つ方も多いですが、大きな違いは「泥除けカバーとフロント&リアキャリアが装備されている点」です。またキャンパー用品を積載することを想定したフレーム製作(キャリアを取り付けることを前提としたボルト穴付)ですので、この辺りがグラベルとの大きな差でしょう。

 

<ランドナーバイクの主な特徴>

・車体重量は重い(クロモリなら特に)。最初に購入するならアルミフレーム

・でもアルミフレームは振動を吸収しにくいので、やっぱクロモリもいいかもと思っちゃう

・ハンドルはドロップハンドル。これは長距離走行中の姿勢変更のパターンを多くするため

・その他「バタフライハンドル」もオススメ。

・フロントギアは「トリプルギア」がオススメ。積載時での登坂がラクになる

・変速機がフレームに装着されている昔ながらの「ダブルレバー」仕様もある

・「ダブルレバー」は速度をあげて走行しない限り、使いづらい印象は受けない

・泥除けカバーがあるって、こんなに素晴らしいことなんだと再確認できる

・長距離ライド目的なら最初から「米式バルブ」タイヤの車両が○。ガススタで空気が入れられる

 

 

<ランドナーバイクを日常生活で使用する場合>

・とにかくシブい。そのシブさから声をかけられる「カッコええ自転車やなー」って

・基本的に全天候型に作られているので、丈夫で長持ち

・日常でも使うならアルミフレームがオススメ。だって錆びにくいもん

・タイヤが太めなので、段差でも抜群の安定感がある

・26インチくらいがいいかな。あまり大きいと積載登坂がしんどい

・使っているうちに好きになる不思議なバイクなの

・女性でももちろんオススメ。ただダブルレバーの操作に戸惑うかも…

・「俺、今日ロードで荷物乗れられんから、お前のキャリアに載せさせてよ」「…」

・そんなジャイアンに泣く泣く載せられたお土産の地ビール6本セットは辛かった

・とにかく趣味でも日常生活でも便利な自転車である

 

 

ランドナーバイクは販売店が少ないのですが、ここ最近人気になりかけています。もし見かけることがあったら是非一度、試乗させてもらいましょう。「わっ…ごついかも。…というほどごつくない?あれ?」な、いい意味不思議な魅力と安心感があるバイクです。

オススメランドナー、以下で紹介しますね。

 

 

▼ARAYA DIAGONALE

国内メーカーでもツーリングバイクを多くリリースしているARAYA。ダイナミックデザインな海外車に比べ、繊細で質実剛性溢れる細部のこだわりはさすが。しかもランドナーにしてはフレームが細いが、それでもしっかり走破できるのは職人技なのか?10万円を切るモデルとしては最高にオススメする車両の一つだ。

 

 

 

▼ARAYA FEDERAL

先に紹介したモデルとは違い、こちらは大変お求めやすい価格のランドナーだ。入門用としてはちょうどよく、つまりツーリングにおける最低限仕様にまとめ上げた「誰もが自転車で旅に出たくなるバイク」なのだ。小柄な日本人にも取り扱いしやすい26インチモデルはきっと女性でも乗りやすいだろう

 

 

 

▼Raleigh CLB CLUB SPORTS

今度は海外車だ。入門用としては最高のモデルで、しかも英国でも老舗のブランド「ラレー」のランドナーがこのお値段で販売中だ。ハンドルはバーハンドルで、街乗りには最高のモデル。特に通勤通学にはこの上なくオススメ。さらに「ちょっと遠出しようかな」と思ったら、キャリアを取り付けてすぐ小旅行に出られる。「街乗り中心 & 週末旅」族にはライフスタイルに美しいほどフィットできるランドナーだ

 

 

 

MASI  SPECIALE  RANDONNEUR

マジーはイタリアのバイクメーカー。スパイシーなデザインは乗り手をジローラモにしてくれます。というのは嘘ですが、イタリア車らしいシルエットは美しいの一言。乗った瞬間に「わ…これロードみたいにスッと前にいく」という上質の馬に乗った感じがします。もちろんツーリングに関わる要点はちゃんと押さえられての印象。この感動は是非、乗って欲しいの一言ですね。惜しいのはサドルかな。人によるけどcharichariには少し細い気がする。あとほんの少しサドルテールが広かったら嬉しかったけど、それはなんだ。サドルの角度で解消できそうな範囲だったので、問題ないだろう

 

 

 

以上の4車両がオススメですね。ルイガノやジャイアントなど、また国内メーカーでもミヤタや丸石自転車さんがランドナーをリリースされていますが、個人的にはこの4車が好きです。先述のアルミボディではないですが、クロモリは衝撃吸収もアルミに比べて良いので、これら細身クロモリなら…と思い推薦します。

ボーナス時期、是非ご検討くださいませませ♪

 

 

あなたにとってぴったりの自転車が見つかりますように!

 

 

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