自転車の種類『29 er(ツー・ナイナー)』

通常のマウンテンバイクのタイヤ口径は26インチですが、この「29 er」は29インチと大口径タイヤを装備したマウンテンバイクの種類の一つとなります。

写真で見るより、実物をご覧頂いた方が「なるほど、だからマウンテンバイクとは別で紹介していたのか」とお分かり頂きやすいのですが、タイヤサイズ29インチはかなりの迫力。シティサイクルに慣れている女性がみれば「無理無理っ!」って言いそうなほどの大きさを感じます。

しかしこの「29 er」。ファッション的意味で大きなタイヤを装備しているのではありません。ちゃんと理由があります。

 

●マウンテンバイクの走破性をさらにあげた革命的車両

マウンテンバイクを創り出した一人、ゲイリー・フィッシャー氏のアイデアから生まれた「29 er」は、平地走行での高速巡航能力、障害地及び不整地での走破性をあげる目的で開発された自転車。大きなタイヤを装備すると同時にフレームは、剛性をあげる目的のトップチューブ(股の間に縦に走るフレーム)からシートチューブにかけて下がったスローピングフレームが特徴となっています。

実際に乗ってみるとタイヤの迫力は感じますが、シートチューブが短いので、意外と楽なポジションで乗車が出来ます。サドルを低めにすると段差攻略の際のショック体制ライディングポジションが取りやすく、またハンドル位置もやや高めになるので、中低速の街乗りでは「案外いいかもアリかも」と感じます。タイヤ口径もありますので段差なんてらくらく走破出来ます。

 

 

 

 

 

<「29 er」の特徴>

・タイヤが大きい迫力ある

・変速機は21段が多く、急坂道、もしくは長い勾配でも苦にならない

・ハンドリングは「大きいってこういうことか」と実感する

・平地での直線走行の安定感は他の自転車より抜群に良い。高速巡航も出来るのは嬉しい

・車重は重め。だが必要重量だと思う

・サスペンションがついているモデルが多い。つか全モデル…?

・その走破性の高さから、バイクパッキングが出来やすいラックマウント付のモデルもある

 

 

<日常生活での「29 er」>

・乗っていた普通自転車はいったい何だったんだろうと思ってしまうほど楽

・セミブロックタイヤといえども、舗装路でのタイヤノイズは大きい

・クロモリフレームもいいが、アルミフレームの方が日常使用にはいいと思う

・タイヤを選べるほど商品数が少ない & 思っているより高価

・当然、女性でも乗れるが「お…おぅ。やっぱデカイかも」と思うことしばしば

・スピードを出すと安定性高い

・悪路では、通常のマウンテンバイクとは全然違う抜群の走破感を得られる

・概ねの車両は、街のサイクルスタンドにタイヤを差し込めるから嬉しい

・マンションなどの集合駐輪場では、その車両のデカさから傷つけられやすい注意

・ここのところ人気なので、盗難被害に会っている友人がしばしば発生

 

 

というところでしょうか。

charichariは今、廉価版のクロスバイクを好んで乗っていますが、この趣味と実用性を兼ね揃えている「29 er」は次期購入候補車両の一つです。特にTREKの「29 er」はライダーの身長に合わせて6種のフレームサイズから選べるのは魅力的…ジュルジュル。

 

 

▼ TREK X-Caliber  7 & 8

10万円程度で高性能「29er」に乗れる車両。ディスクブレーキ、アルミフレーム、フロントサスありでの仕様でこのお値段はかなりお買い得。このamazonでは中古車のみ取り扱っているようだ。初めて購入してみような方は、お店で購入された方がいいだろう。

 

 

他にもGIANT、FUJI、Bianchiなど各社リリースしています。charichariは、あまりメーカー名がデカデカ主張しているデザインは好きではないので、やっぱTREKかなぁ…。フレームサイズが選べたりお得感があったりするしなぁ…悩むなぁ…。 あなたはどうでしょうか?

それでは今回はこの辺で。

 

あなたにぴったりの自転車が見つかりますように!

 

 

 

 

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