自転車の種類「グラベルバイク(グラベルロード)」

(出典:bikerumor.com)

 

ロードバイクに続いて紹介しなきゃならないのが「グラベルバイク(グラベルロード)」です。自転車に興味のない方にとっては聞きなれない名称だと思いますが、ロードバイクのマイナスポイントをフォローアップした、進化系バイク。

そもそもロードバイクは、スポーツ系自転車として競技車両から市販車化されたロードスポーツモデルですが、極端にいえば段差の少ない舗装路で走行するための自転車です。クルマでいえば「スーパーカー」ですね。特に高級ロードバイクは、この趣が強く出ていると思います。

対してグラベルバイクは、クルマでいえば「ラリーカー」。一見、ロードバイクと変わりありませんが、部品はロードバイクと似て非なるものです。つまりロードバイクは舗装路のみ走行することを主にされたものですが、グラベルは未舗装路も走破できる様に作られています。

 

グラベルバイクの歴史は浅く、charichariの記憶では2014年頃に「GIANT」を筆頭とした大手メーカーがリリースしたのが始まりだった気がします。登場した時、そのロードらしい美しさと無骨なパーツが融合された製品美に「あふぅ♪」と、思わずamazonでポチっとしてしまったcharichariでした。今、そのポチッと買ってしまった自転車(TREKでした)は、甥っ子に取られてしまいましたけどね…。

早速グラベルバイクの特徴を見ていきましょう。

 

<グラベルバイクの特徴>

・ロードバイクと見た目が一緒 / ドロップハンドルである

・タイヤが太め。マウンテンバイクのタイヤサイズが装着されている

・フレームが太い。マウンテンバイク並に太い

・よく見るとクランク部分(BB)が低重心なポジションになっている

・ディスクブレーキが概ねついている車両がほとんど

・舗装路はもちろん走りやすいが、未舗装路でも不安感が少ない楽しいぞ

・ロードバイクほど速度は期待できないけど、それでも速い。50km/hは出せる。

 

 

という感じです。ではこのグラベルバイク、生活シーンではどうなのか、実際乗ってみた場合を検証しました。

<日常生活でのグラベルバイク>

・足を大きく振りかぶって乗車するから、スカートでは乗れない。

・ライディングポジションは、ロードバイクより楽。

・段差越えは、クロスバイクで走行しているイメージに近く不安感は少ない。

・その不安感が残るのは、ハンドル幅がやや狭いからだと気づくが問題はないと分かる3分後

・車両の重心が低いので、低速走行中も未舗装路もフラつきにくい感じがする

・荷物はバックパックが必然。荷台はリアにつけられるかと思うけど…部品は限定されるかな

・泥除けカバーは汎用性部品しかない(っぽい)。つか装備するのは見た目ナンセンスかも。

・ディスクブレーキって、こんなに制動するんだっ! 感動っ

・持ち上げると、ちょっと重い。

・屋外の駐輪場で止めておくのは盗難の心配を覚える

 

 

という印象でした。

 

価格帯は¥100,000前〜¥1,000,000オーバーのものまでありますが、最初は¥100,000ちょいの車両から乗られることがオススメです。20万円程度の車両を買った経験がある方なら、〜¥300,000までの車両がいいでしょう。というのは、車両の歴史が浅い分、アフターパーツも多く選べるものは汎用製品には少なめにつき、メーカー完成品を基にカスタムする方が無難だからです。

カスタムするとすればサドル、ハンドルポジションの調整に関わる部品、あとはツーリングされるならアクセサリーパーツ(リアの荷台ですかね)という、軽度なもので収まります。

 

この2018年現在、ロードバイクの販売台数は非常に寂しく、購入者は40代以上のおっさん…しかないのでは?と思っちゃうほど冷え込んでいますが、グラベルバイクは、その走破性と手頃(?)な価格で本格的な大手メーカーブランドの車両を購入できることから、20-30代の男女でも乗られている方も多いです。

ただしロードバイクと同じ様に、趣味性が高い乗り物ですので日常生活で使うには、やや持て余す感じがします。一番いいのは普段はクロスバイク、週末や休日にはグラベルでお出かけ。といったセカンドバイクにはぴったりの自転車だと言えます。

 

こちらもグラベルバイク取扱店での購入をオススメします。Webでの購入は、自転車いぢりが好きな方以外はやめてください。なぜかというと「ディスクブレーキの調整方法、知っとう?」って、部品から語りかけられるからです(笑。

charichariはオートバイ整備もするので、ディスクブレーキの扱いは問題ないのですが…部品が小さく、プラモデル作っているみたいな感覚でしたけど、エア抜きなどの整備は初心者の方がするには、少々難儀ですから是非お店に足を運んで実車を見ながら相談してください。

 

 

あなたにとって、ぴったりの自転車が見つかりますように!

 

 

 

 

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