自転車の種類「電動アシスト自転車」

 

(出典:ヤマハ発動機)

 

街中でよく見かける普通の自転車と違って、車体に四角い物体が「どーん」と主張して搭載されている自転車。それが電動アシスト自転車です。

その黒い四角い物体は「バッテリー」なのですが、電動アシスト自転車は、その電力を使って、乗り手の漕ぐ力を軽減させるように作られています。現在の道路交通法では「速度24km以上の場合は電力補助をしないように」と電動アシスト自転車には定められてますが、ここで一応念のためお伝えすると、電動アシスト自転車は「人力ありきで作られている乗り物」だということはご理解くださいね。決してアクセルひねれば電力で進む乗り物ではないですよ(笑)。

電動アシスト自転車の歴史は1993年リリースのYAMAHA「PAS(Power Assist System)』の発売が世界初。シティサイクルのシルエットで発売され、自転車業界に新しい選択肢を作りました。もう25年前になるんすね。ベストセラー商品です。

2018現在、電動アシスト能力を搭載した自転車はシティサイクルだけでなく、子供も同乗出来る「チャイルドシート付」、マウンテンバイクやクロスバイク、ミニベロから折りたたみ自転車まで多義に渡ります。いやー電動アシスト、人気があるんですねー。快適ですもんねー。

諸々のウンチクはここでは割愛して、「自転車整備」では選ぶ時のポイントをいくつかご紹介しようと思います。

 

<選ぶポイント>

1.予算

普通の自転車に比べ高額です。7万クラスものから、下手すると原付自転車や小型オートバイと価格が近い(約30万前後)車両もあります。

 

2.普段の乗車環境を見返してみよう

坂道が多い、長距離移動をしている、脚力がそれほどないが自転車が必要、子供などを乗せている、など電動アシストの力を必要とする環境には最適な車両です。

 

3. バッテリーの種類を確認しよう

かつてのアシスト自転車は蓄電能力があまりなく、充電サイクル頻度が多かったですが、最近のバッテリーは進化(リチウムイオン電池になっています)しているので、なかなかの航続距離をアシストしてくれます(距離80kmくらいまで)。さらに車両によっては減速時に蓄電する「回生ブレーキ」も備えて、まるでクルマの「プリウス」のようなハイブリッド的能力を持つ車両もあります。なもんで、下手な中古車より新車(リチウムイオン電池搭載)を買ったほうがお得です。

もしどうしても中古車でないと…ということでしたら「2011年以降のリチウムイオン車両」を最低限、選ぶ条件にしてください。劣化したバッテリー交換の際、2010年以前のバッテリーは同じ車種でも互換性がないことが多いです。

 

4. 車両を駐輪出来る場所を確保出来るか確認しよう

これ結構重要で、マンションなどの駐輪場で平場で駐輪出来るなら、まぁいいんですが、前輪を枠に入れるなどのサイクルスタンド型ならめんどくさいかもしれません。というのも電動アシスト自転車は、普通の自転車に比べ10〜15kgほど重くなるので、スタンドに車両を入れる行動が辛い場合がありますし、2階建てのサイクルスタンドの場合、割り当てられているサイクルスタンドが上の段としたら…重すぎてサイクルスタンドに乗せられないことがあります。駐輪出来るスペースや状況は是非、ご確認ください。

 

5.ご年配の方は是非、電動アシスト三輪自転車がオススメです。

別に年配じゃなくても三輪自転車はオススメなんですが、なぜかというと「明らかに転倒しにくい」「そのまま乗車&降車&駐車出来る(スタンドを立てる必要がない)」「荷物が乗せられやすい」など利点も多く、さらに電動アシストならガンガン、街中走破出来るという、いわば『自転車界の軽トラ」なんですよね。上記「1.〜3.」の項目がクリア出来るなら…ナウでヤングな方にもオススメの車両です。

 

6.ここまでのポイントがクリア出来たら、自転車を選んでみよう。

大手自転車メーカーだけでなく、一部オートバイメーカーなどからも販売されています。ご自身の生活環境に合った電動アシスト自転車を選ぶことで、かなり快適に生活行動範囲を広げることが出来ます。是非ワクワクしながらお選びください。

 

いやー、紹介しきれないほど電動アシスト自転車がリリースされていて大変です。個人的に電動アシスト自転車は好きですよ。だって坂道ラクラクなんですもん。是非、その感動は味わって頂きたいですねぇ。自転車屋さんによっては試乗出来ると思いますので、ご自身の足つきなどの確認もさることながら、体感して頂きたいと思います。

一応、下記に代表的な自転車屋さんを1店、ご紹介しておきます。ここからページに飛んで車両をご覧いただくのもよし、もしくはメーカーの公式Webでご覧頂くのもよし…。お好みでどーぞ☆

 

■サイクルベースあさひ楽天市場店

大阪で自転車の製造そして小売をされています。直営店も全国展開されてますので購入してからも店頭で相談できるのは心強いです。

例えばこんな感じのブリジストン車両や他車両など販売されていますし…

アサヒサイクルのオリジナルとして製造販売されている電動アシスト車両もあります。(下記車両をクリックするとページへジャンプ出来ます)

 

他、様々な車両を写真から選びたいという方はこちらからっ!

 

 

■代表的な製造メーカーの公式Web

色んなデザインの電動アシスト自転車を見ていると楽しくなりますよ♪

 

スズキ (http://www1.suzuki.co.jp/motor//full_line/ecycle.html)

TOBU (http://www.aero-life.jp/)

パナソニック(http://cycle.panasonic.jp/)

ブリジストン(http://www.bscycle.co.jp/assist/)

ミヤタ(http://www.miyatabike.com/miyata/e-bike/)

ヤマハ(https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/index.html)

丸石(http://www.maruishi-cycle.com/lineup/)

 

あなたに合った自転車が見つかりますようにっ!

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