「だって便利なんだもん」ケンダルさんもよく使うシェアサイクル

シェアサイクルが世界中の大都市で拡大中だ。

シェアサイクルとは街に設置された自転車を気軽に安価でレンタル、移動や観光の足に使ってもらえるように整えられたサービスのことだが、この「自転車整備のスス芽」でも何度か取り上げているように、日本でも新たなビジネスチャンスとして各企業がこぞって参入を発表、同時に既に展開を進めている。

ご存知のように、このシェアサイクル・ビジネスは資本主義社会において、物流のビジネスチャンスが飽和状態になった現代社会の救世主的な新境地マーケットとして見られている。事実、参入各企業は銀行や投資によるファンド目的でプレゼンス、事業投資としての面白みや話題性からくる旨味を提案し莫大な資金を得ている。

日本では、ほぼこの2018年からスタートしたばかりなので、駐輪ポート場所の確保、自転車本体の製造コスト、アプリなどとのネットワークサービスの構築、自治体の理解や協力、利用サービスガイド、事故や盗難などのトラブル対処など日本ならではの懸案事項は山積みにある。

しかし世界の大都市で出来ているシェアサイクル事業だ。日本で出来ないなんて言ったら笑われちゃうぜ。こちとらサムライ、東京オリンピックも控えているんだ!銀輪大和魂見せてやれっ!という熱い気持ちで参入企業は取り組まれていると思う、ぜひ応援したいものだ。

 

小難しいお話はここまでにして…実際シェアサイクルが普及しているニューヨークでは、どんな風に使っているのかを見てみると

 

「オフィスから取引先に移動するのに使う」

「ちょっと離れたお店まで買い物」

「自宅近くにポートがあるので、職場までの移動」

 

などなど。便利な者はすぐに取り入れちゃうニューヨーカー、学生から社会人までそれぞれのライフスタイルに応じて使っている様子で概ね好評なようだ。その利用者の一人である有名人がいる。トップモデル / ケンダル・ジェンナーさんだ。

Photo FameFlynet Pictures

 

…足が長い、長すぎる。

颯爽と歩くケンダルさんは現在ニューヨークにお住いで、TVやらファッションショー、雑誌から何から今、もっとも忙しいモデルとして有名だ。涼しげな目で見つめられたら、女でもドキッとしてクラッとしてしまいそうだ。

そんなケンダルさんもシェアサイクルを普段から利用するそうで、この度自転車に乗るケンダルさんの姿を写真に収めた記事がある。(H.P.「FRONTROW」より引用 / HP TOP画像をクリックするとジャンプします)

 

 

見出しがなんだか「んまっ!そんなお高いコートなんて着てっ!」と、おばちゃんのひがみ感情が入ってそうな感じであるが、なんだろう…こうね、ケンダルさんがシェアサイクルにまたいでいると、自転車もなんだかブランド品に見えてくる。さすがトップモデル。大衆向け仕様の自転車も一気に品よくフュージョンアップしてしまう魔法をお持ちだ。

 

 

ほら、ケンダルさんの目立つお姿に向う正面を歩いている人も、見とれちゃうってもんだ。そんでもって、乗っている自転車のリアホイールが少々錆びていても、そんなのは彼女が乗れば「味ある模様(パターン)」だ。その錆びすらオシャレだ。

38万円のコートを着ようが着まいがケンダルさんは23歳の女性。きっとまだまだ好奇心旺盛なはず。顔にあたる風と首筋に流れて過ぎていく風の心地よさに誘われ、プライベートでシェアサイクルに乗ってアチコチお出かけしているのだろう。なんとも微笑ましくて、美しいではないか。

 

彼女のような若い有名人が、プライベートでこういったシェアサイクルに乗ることは、大きな宣伝にもなるだろう。いやビジネスライクな、いやらしいお話ではなくって「街をもっと楽しもう」というエネルギー、「物や環境を大切に分かちあおう」という行動モラル&マナーの訴求etc、にもつながるではないか。

 

シェアサイクルのサービスは、導入から5年たったニューヨークでも、心ない利用者も少なからずおり、車両へのペイント、サドルへのいたずら、乱雑乱暴な使い方、ずる賢く利用して乗捨てする人もいる。その辺は日本でも出てきそうで今後の懸案になるだろう。その防犯の目的としても、ケンダルさんのような若くてきらびやかなタレント性溢れる人が、進んで利用してもらえると、みんな明るく楽しく使ってくれるのではないかな。

 

 

 

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