あなたは「ありっ」派?「ないわー」派? 近未来の自転車部品たち
クルマやオートバイのように、自転車もプロレースが世界各地で繰り広げられていることは、その業界の車両も部品も技術開発を遂げて、レースシーンに導入もしくはランニングテストをしているわけだ。
「自転車のどこを技術開発しているの?」と思うかもしれないが、今ではシティサイクルでも導入されている『V型ブレーキ』も、元はマウンテンバイクのレース車両で導入され、メンテナンス性やストッピングパワーの高信頼度から、一般車両にも使用された。
さらに例を出せば『ディスクブレーキ』『サスペンション』などもそうだし、もうとっくに溶け込んでしまった『変速ギア』もそうだ。その他の部品やフレームにも何かしら反映されているもの、もしくは生活シーンで「あったらいいな」の発想で使われているものなど様々なものが大昔から試されてきた。
しかしこれから未来の自転車はどうなるんだろう?
単純な仕組みで走行できる自転車だけに、大きく技術進歩出来る部品や構造、あるいは他の…は、一体何が残されているのか?またはさらに技術革新出来るものがあるのだろうか?
「もしかしたら将来、一般的に取り入れられるかもしれない」という、近未来の自転車に向けた技術開発の一部を紹介している動画があったので紹介しよう。
この映像の中で紹介されているのは
・グラフェンを混ぜたタイヤ
・汚れない塗装
・ワイヤレスブレーキと変速機
・磁気による調整ダンパー
・超小型ジェネレーター
すでにリリースされているものもあるし、まだテスト中の域を越えてないものもある。賛否両論あると思うが、「ワイヤレスブレーキ」なんて画期的だ。ただ故障でブレーキが効かなくなったらどうすんの?と思ってしまう側面もある。
しかし電動アシスト自転車のように、自転車を強く漕ぐことを助ける機能なんて、30年前には想像すらなかっただろうし、そんなバカなという人の方が多かったのではないだろうか。
昔のいろんな発想が今の自転車に活かされているし、これからの自転車も少しづつ進化していくだろうなと思うと、楽しみな乗り物の一つと思うのは私だけではないはずだ。
…やっちゃえ、チャリんこ。