低い空気圧はパンクしやすいんだぜ特に夏。

夏のシーズン、暑くても自転車に乗るこたぁ乗る。「ちょっとそこまで」「通勤通学で駅まで乗る」など、いろんな生活シーンがある中で、普段から自転車に乗る人にとっては季節や雨以外の気候は、あまり関係がない…というか『大した距離じゃないし』の意識が先なのかもしれない。

でも夏って、車両にとって一番過酷な環境なのだ。クルマやバイクではオーバーヒートやバッテリーが上がるなど、特に渋滞中の高速道路では起こりやすい。しかし自転車も例外ではない。

実は車両全般で一番多い夏季シーズンの故障で一番多いのは「パンク」だ。原因は色々あるが、大方は「空気圧が低い状態で熱い路面を走行、タイヤの劣化を誘いパンク」なのである。

ずいぶん前のNewsだが、佐賀新聞でこんな記事を見つけたよ。

「酷暑」余波、自転車のパンク倍増
(http://www1.saga-s.co.jp/news/saga.0.1724775.article.html)

今年もパンクは多いだろうし、自転車屋さんは「今日もパンクが多いなぁ」の毎日を過ごしているかと思われる。記事にも書かれている様に、安タイヤは特に注意だ。

ここで出来れば自転車タイヤのメーカーによる実験映像があればいいのだが、ちょっとなかったので、代わりにオートバイレースの最高峰「motoGP」によるレース中のタイヤ状況の説明を、ブリジストンさんがされているのを見てみよう。

スピードこそは全く違うが、前輪後輪におけるタイヤ過重負担、コーナリング時でのタイヤ接地面はどうなっているか、タイヤ温度によってグリップ性能はどうなるのかをわかりやすく説明している。ただ全編英語なので、英語が出来ない方は第6感を使って頑張ってみよう。フォースとともにあらんことを。

またこちらはクルマだが、JAFが行ったパンク時の車両変動実験だ。タイヤの空気圧が低いとどうなるか、パンクした瞬間時の走行変化を動画で紹介している。

これが自転車だったら、速度次第では横転している。横転だけで済めばいいが、後ろからクルマが接近していたら轢かれてしまう結果もありえ、ゾッとする。

これから自転車に乗る予定の方はぜひ、お出かけ前に今一度、自転車タイヤの空気圧チェックをしてほしいし、もし空気入れがなければ、お近くの自転車屋さんに行って見てもらうことをオススメする。ぜひそうしてっ!

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