アメリカのガレージセールでオールドバイクを買っちっち
昔、charichariがシカゴ郊外の大学に留学で住んでいた時代があった。そのある日曜の朝、ホームステイ先の家で新聞に目を通していたら「GARAGE SALE」という見出しがあった。写真のような感じである。
ちょうど部屋から降りてきたホストマザーに「G’d morning , hey… Can I going to buy something in the sale?」と新聞を見せながら聞くと、「もちろんよ。アメリカでは週末、近所のお家でいらないものを家の前や裏庭で販売したりするのよ。 行ってみたい?」と言ってくれたので、是非!と返事した。
アメリカだけではないけれど、日曜日の午前中は近所の教会に礼拝に行くのが習慣につき、礼拝帰りに案内してくれることとなった。そういえば学校のオリエンテーションが続いて、日曜もまともに家にいなかったし…礼拝もまともに見たことがないなと思って、礼拝も連れて行ってもらえることになったんだ。
礼拝は、日本にはない文化風習で新鮮だったよ。神父さんと一緒に聖書を読んで心を穏やかにする時間は、とても良かったな。もし機会があったら覗いて見て欲しい文化の一つだ。
そして礼拝の帰り道、新聞に掲載された中で一番近所のブロックを目指して行くと…なんとまぁアチコチの家の前でガレージセールをやっているではないですか。写真のようなイメージのところもあれば、家の先にちょっとだけ出しているところもあったり…でも新聞や街のチラシを見て、目当てのものを見に来た人たちで賑わっていたよ。(写真引用:west-side-neighborhood-wide-yard-sale)
そのガレージセールで、一つのオンボロ自転車を見つけた。ちょうど大学や近所に買い物やお出かけするのに、何かとちょうどいい。程度もそれほど悪くなかったので、売っている人に聞くと「20ドルだ。タイヤ交換とチェーンに油をさせば走るよ」ということで、その自転車を買って帰った。
… ある意味、そこからcharichariの自転車整備人生が始まったかもしれない(笑)
自分の自転車を直したら、その話を聞いた当時の恋人が「そうか。自転車をガレージセールで買ったらコスパいいよね」と、自身の家の近所(その友人は大学近くに実家がある)で見つけて、乗ってきた。いや『持ってきた』だ。
『 Yo, charichari ! Can you fix this bikeっっっっ!?』
…直しましたよ。ええ、直させて頂きましたさ。ブレーキワイヤーの交換からホイール交換(スポーク折れて歪んでた)、サビ落としなどさせて頂きましたさ。その話をまた誰かが聞きつけて、韓国人留学生のチャリ、スペイン人のバンド仲間のチャリ、夏の語学留学でやってきた日本人のチャリ…など、もう放課後はホームステイ先の納屋で、工具を借りてカチャカチャと修理してたもんだ。
「もう自転車屋さん始めたら?」なんてホストマザーもクスクス笑いながら、温かいコーヒーを持ってきてくれたっけ。
20年ほど経った今も、アメリカの郊外でやっているんだろうな。そんなことを思い出した映像がある。良かったら見てもらえると嬉しいな。各ご家庭の納屋にずーと眠っていた家具やタンス、骨董品までをも家先で売り出すので、かなり掘り出し物も多い。そんな魅力がガレージセールにはあるんだ。
程度のいいオールドバイクを40ドルで手に入れたそうだ。これは羨ましいっ
ちなみにcharichariが使っていた留学時代の自転車は、日本に帰る2週間前にご近所の方に頼んでガレージセールに出品。30$で売れちっち。タイヤもまだまだ使えるし、すぐに乗れる状態だから早い時間で売れたそうだ。嬉しかったよ。
また行きたいなシカゴ。この時期はもう日本の冬的に「寒っ!」な気温だけどね (ちょうど函館と同じ緯度)。とりあえずは、シカゴ郊外がロケ地の映画「ホームアローン」でもみようかな。あ、この映画のロケ地の近所に住んでいたよ。冬は本当に寒いんだ。
今年の年末年始、一人旅で行くのもいいかなどうしようかな…
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