タイヤの空気圧 〜日々のオススメ点検〜

私、タイヤにはうるさくて…というわけではないのですが、乗り物の「靴」となっているタイヤは適材適所を選んでないと、車で言えば燃費、自転車で言えば体力が消耗しやすいんです。

人間でいう「靴」で例えるなら『野球のスパイクで街中は歩けないし、スニーカーで野球をするとフィールドで滑りやすい』『草履で歩くのはできるけど、走るのは危険極まりない』という感じです。

なので普段、乗車されている自転車のタイヤは、ほとんどの方は自転車購入時に付いていたタイヤで走行されているかと思いますが、その自転車にあったタイヤを装着されているはずです。平均的に見たライダーの身長体重、タウンユースなのかトラックユースなのかetc、自転車の主な使用用途に沿ったタイヤとなっています。

 

ここまでは『当たり前』なお話なのですが、このページではここからが本題です。今回お話するのは「その装着されているタイヤの空気圧をチェックして下さい」というお題です。

 

 

このイラスト、どこのものだったか…ごめんなさい、人に説明する時に使わさせているものなのですが(すみません勝手に活用させて頂いてまして)、車のタイヤを参考にした空気圧の高低によるタイヤの変化を分かりやすくされているものです。

『正常です』と書かれている右側の状態は、タイヤのグリップ効果も効力を発揮しかつ走行速度に関わらず、燃費もエンジンの燃焼効率を損なうことなく走行出来る理想のタイヤ形状です。

しかしそれ以外の『高圧』や『低圧』は、タイヤのグリップ性能を落としてしまう(スリップしやすい)、もしくはパンク(バーストも含)を誘発しやすいんです。

軽車両である自転車も同じようなことが言えるのですが、ちょっと違うのは段差などで、走行中乗り上げる際に『低圧』だと自転車のホイールに直接、衝撃がかかりタイヤやチューブの破損につながったりします。

一方『高圧』だと、走行中のタイヤ抵抗は軽減されるのですが、タイヤからの路面段差をモロにライダーへ振動が伝わり、安全走行が辛くなります(疲れやすいんです)。

それぞれの自転車(新車)には、タイヤメーカーが「その自転車にならこの配合で作ったタイヤがオススメだぜ」タイヤが最低限、装着されています。適正な空気圧を確認して、安全で快適な走行をしてもらえたらと思います。

最後に日々のタイヤ点検のチェック3項目をご紹介しておきます。日々の点検としては、これだけすれば大丈夫です。今日も安全運転でいってらっしゃいっ!

 

<日々のタイヤ点検>

1.タイヤの空気圧は正常か? (1週間に1度、確認してください)

 タイヤの空気圧はタイヤサイドに刻印されいてる「6.0-10.0bar」や「85-145psi」とか刻印されているのが適正空気圧です。自転車の空気入れに気圧計が付いているものであれば是非、それを参考されてください。

 

2. タイヤのひび割れ、破損はないか

 タイヤチューブが中にあるため、タイヤのひび割れが直接的にすぐパンクやバーストにつながることは自転車では少ないですが、そこから砂や水が侵食しパンクを誘発させることが、私のタイヤで実際ありました(笑)。もしひび割れなどが多く見られるのなら是非、交換の予定を検討してください。

 

3. タイヤの磨耗が著しくないか

 タイヤ溝は走行中のグリップ効果(左右に曲がる際)と、濡れた路面での排水効果からグリップ安定性を上げるためにあります。タイヤ溝が見えなくなっているなど、磨耗症状が見られる場合は是非、交換の検討をオススメします。

 

 

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