毎日の自転車整備〜3点チェック〜

1. タイヤ

空気圧を確認してください。手の親指に力を入れて「グッ」としっかりタイヤが反発するならOKです。しかしタイヤが少しでも柔らかく感じるのなら、空気を入れてください。実はタイヤのメーカーによって、空気圧が異なります。タイヤの横に『MAX 7bar』と書いてあったら、それ以上入れたら適正値越えだよというメッセージなんです。とはいえ、普段から空気圧メーターを持ち歩くわけにはいかないので、おおよその判断は、指で確認する範疇でだいたい大丈夫かと思います。でも明らかにキンキンに入れることはダメですよ。タイヤの劣化が激しくなりますので…。

空気圧については、また別でご説明します。

 

2. ブレーキ

 ハンドルについているブレーキレバーを握って、半分近くまで引き込めることが基準です。それ以上にレバーがハンドルにくっつくほどであれば調整必要です。

ブレーキの調整については別ページでお伝えしますね。

 

3. ライト

最近は外付けの電池式ライトをつけている方が多いですね。それ以外のライトについても合わせて簡単に点検方法を紹介します。

①乾電池式ライト <整備テマヒマ度☆☆☆☆>

電池交換が必要かどうか、のチェックをしましょう。このタイプでよくあるトラブルは「雨水の浸水により点灯できない」「電池切れ」です。まずはこの2点から疑ってみて下さい。もしそうだったら完全乾燥後、新しい電池を入れると点灯する場合がよくあります。100均Shopでも販売されてますので是非!

 

 

②ダイナモライト <整備テマヒマ度★★★☆>

タイヤにローラーが接触して点灯するライトです。全天候型ですので、基本的に耐久性は高いのですが、異音が気になるのなら、分解してワッシャー交換という作業で事足りるケースが多いです。普通の方には少々着手しにくいので、ぜひ機械好きの友人に協力を仰いだ方がいいでしょう。工具があれば作業時間は30分程度です。また点灯しない場合はダイナモ本体か電気線、ライトの玉切れ…などが原因となりますが、出かける前にそんな悠長なことは出来ないので、乾電池式のライトを100均Shopで購入して代用してください。

 

③バッテリーライト <整備テマヒマ度★★★★☆>

主に電動アシスト自転車についているライトでしょうか最近は。点灯しなくなった場合、原因がライトそのものかあるいは、バッテリーにつながっているケーブル断線やコネクターの不調となります。原付を改造していた経験がある方(すみません)は、30~45分程度で済みますが、電装系を触ったことがない方は後日、果敢に挑戦せずに素直に自転車屋さんに持って行ってください(適応部品注文など、ひと手間があるので)。

 

日常の出発前なら、この3点検で大丈夫です。

他にもチェーンのたわみなどの点検もありますが…何よりいつも突発的に起こるのが「チェーンが外れる」ということ。この対処法や予防法は別途、ご紹介します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA