そろそろ必要?夏場のマスク特集

2020年より本格的に流行しているコロナ禍は治る先が見えず、世界中で大騒ぎが続いています。

ワクチンの普及が本格化しつつある2021年初夏からの治りに期待が寄せられてますが、人々の生活や自己管理の必要から、当分はマスク着用することが「マナー」となることでしょう。となれば、マスクを上手に使いこなすことを検討する方が良さそうです。

ー去年の夏はどうだったのか?

2020年の夏、通年よりやや気温が高い猛暑となりました。各地で最高気温を更新し、愛媛県・四万十では41度を超える気温となりました。もちろん新型コロナ渦中だっただけに、熱中症対策を地方自治体からも注意警報を発表していましたが、熱中症患者は当時のコロナ感染者数より上回りました。

ただ当時はマスク相場も高めで供給が及びにくく、安倍元首相が緊急対策で「布マスク配布」を進めつつ感染者拡大防止に働きかけたものの、表向きは微妙な結果に写ってしまいました。ただこの頃(6月ごろ)からマスク着用がマナーとして普及し、子供達も通学の際に着用することが義務付けされたことで、夏季シーズンの授業(体育など)や部活でのマスク着用云々の問題は少し話題がありました。

子どもの熱中症、例年以上に注意を マスクで体に負荷 (朝日新聞 6/18/2020より)

しかし熱中症もコロナ禍と合わせて懸念された問題でしたが、肌荒れもうなぎのぼりでした。ファッション系Webサイトでは、20代から40代にアンケートを取った資生堂研究員にインタビューをされたところ、20代の女性が何かしらの症状で肌トラブルになっている方が多いとのこと。おそらく10代思春期を迎える男女を含めると、ニキビを筆頭に悩まされた「逆マスク効果」にも影響があったかと思われます。

「マスク荒れ」増加! 女性のリアルな声と正しいスキンケア法を伝授 (WWD 8/4/2020より)

ー では今年の夏はどうしよう

「マスクはいる」
「けど普通のマスクは暑いだろう」
「熱中症や肌荒れは怖いし困る」

先述までの2020年夏を踏まえてまとめると、この3つのキーワードが浮かび上がってきました。この記事を書いている時期は4月。あと2-3ヶ月でクソ暑くなることを思うと…ちょっと準備しておいたほうが良さそうです。

またこのサイトは自転車の話題を軸にしているので、ここまでのお話を加味して追いのお題をたてると「マスクをして自転車を利用するとなると、実際のところどうなんだ(呼吸や発汗など)」ということになります。じゃ、早速調べていきましょう。

自転車による運動量はなかなかのもの

自転車を走らせる運動量は、ランニングやウォーキングと比べて少ないといえども、それなりの効果があります。以前ご紹介した「[そろそろ運動せんと…]自転車ダイエット効果とは?」で、自転車による運動で体内の血液循環も良くなり、リハビリテーション効果もあることをお伝えしましたが、エクササイズとしても十分活用されています。

人間の筋肉は下半身に多く集中し、その割合は70%を占めていると言われます。下半身の運動&強化は毎日の健康を維持する上でも有効です。さらに自転車は乗車しながらペダリングすることで、自重による関節への負荷が少ない運動が出来ます。運動が苦手な方でも優しくエクササイズ出来る手軽な方法の一つともいえます。

マスク着用での運動は呼吸の妨げになる

しかしこのコロナ禍から、マスクをしながら自転車に乗る機会が多くなりました。街中でも自転車で走行している9割の方はマスクをされています。気温低め〜快適気温での平地走行ならマスク装着での呼吸はそれほど苦しくはないですが、いざ坂道となると呼吸が多くなりますので、非常に苦しくなります。

また気温が高くなると体内の熱を放出する必要がありますので、平地走行でも無意識に呼吸が多くなり、マスクが息苦しいと感じます。この感覚は昨年の夏を思い出して頂ければ…ほら、汗とマスク内にこもる自分の息から鼻の下が汗ばむ覚えがあるでしょう?

先述の「マスクによる肌トラブル」も、このマスクで汗ばんだ皮膚が炎症を起こしたり、ニキビや吹き出物の原因になっちゃうというお話なんだと思います。女性だけでなく髭剃りで肌を痛めやすい男性も、夏場の肌荒れに悩まされたと思います。

いずれにしても夏季シーズンでのマスク装着による自転車走行は、少々苦しい、苦しかったなぁということが思い出されます。

呼吸がしやすいマスクはあるのか

「そんな呼吸をある程度までスムーズに行えるマスクはあるのか?」という疑問が生まれてきます。

もちろんございます。ご存知の方も多いでしょうけど、軽度のスポーツによる呼吸量ならなんとかラク…なマスクが最近「スポーツマスク」というネーミングで多く発売されています。

スポーツマスクの大きな特徴は「呼吸がしやすい」「発汗性に優れている」「熱をこもらせない」ということを前提に作られています。例えば呼吸する際にマスクが鼻や口を塞がないように立体的にしつらえ、汗を吸収し発汗させる繊維素材を使ったマスクが多く見られます。

大人だけでなく、屋外で活動したがる子供達にも、これからのシーズンには必要なものかもしれません。

選ばれしマスクは…この3つ

そんなスポーツマスクで、charichariがオススメしたい自転車走行でも息苦しくなく、見た目もスマートな製品はどれだ?…ということで、こんな製品を取り上げてみました。

ザムスト(ZAMST) スポーツマスク

呼吸しやすさでは抜群に良いスポーツマスク。最初、繊維が肌にザラつきを感じさせるが、慣れれば大した問題ではない。男性用、女性&子供用と選べるのが嬉しい。

デサント(DESCENTE) スポーツマスク

スポーツウェアメーカーがリリースしたスポーツマスクだけあり、立体感ある形状から呼吸はしやすい。また発汗効果ある繊維の採用など、さすがデサント。ちょうどcharichariの同僚が購入していたので、耐久性(洗濯など)はどうだと聞くと、「悪くないと思う」とのこと。カラーラインナップは豊富なので、下記のグレー以外をご覧なりたい場合は、ショップロゴをクリックするとチェックできる。


▼ 株式会社D&M ランナーマスク

最後に紹介するのがこちら。軽運動での快適性を追求し、ご家庭での使い勝手をも考えられたファミリースポーツマスク。創業110余年の老舗サポーターメーカーならではの技術が盛り込まれたマスク。発熱時の放熱性はもちろん、走り回っても呼吸がラク(軽運動なら。ゼーハーゼーハーな重運動はちょっとマスクがベコベコするw)なのが良い。オススメ。

いかがだったでしょうか?
まだそれほど暑くない気候が続く時期に、夏に向けたマスクだなんて想像つきにくいかもしれませんが、昨年もなんだかんだと売り切れ続出してましたので、少し検討されている方はちょっと早めに入手しておくのもいいかもしれません。

というわけで、今日も元気にいってらっしゃーい。

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