モッサいかごは嫌だっママチャリもスポーツ系にもオススメ!かご紹介

自転車のかご、機能は優秀でもモッサい…

生活感出まくるこのシルエット、なんとかならんか…?

 

この悩みは普段、愛車で買い物に行くと思いの外、買い込んじゃって運び方に悩むものですが、やっぱりかごを付けるとダサいしモッサいし、我が愛車にビールケースや肉野菜など積んでいるなんて、知り合いに見られると「あ…生活してるっ!」って思われちゃって恥ずかしいし…(この悩みは高級ロード系バイクになるほど増幅します)。

 

そんなことを思う若者たちっ! 気持ちはよくわかるっ!

でもその悩みは子育て優先または年齢をかさむと、どうでも良くなるもんだ。だから今だけさ…なんていうお話もありますが、それをいっちゃあ、この記事はここで終わっちまうもんでさ。そうはさせないのですが、でも生活に必死な世代や年齢を重ねた方が、少しだけこの辺を凝って見るだけで、ゲレンデマジックならぬ”チャリマジック”になれる。つまり「おしゃれなおじさんおばさん」になれちゃうという魔法のポイントでもあります。

今回は「かご」を真面目に捉えつつ、おしゃれ度Upを図れるかごをご紹介していきましょう。

 

 

 

● かごの基本知識

▼雨風にも強く、水が溜まらない錆びにくいのが原則

そもそも「なぜ、かごは金網形状が多いのか」ですが、これには見出しの通り宜しくの理由でございます。走行中に強風に煽られやすい個体は、人力という自転車にとって強敵。しかも駐輪していても倒れやすいきっかけにもなります。また雨が降り続いたら、編み目でないかごだとしたら単なるバケツでしかなくなり、水が溜まると不安定になって突然転倒、そこに他人が通ったもんなら、何かの罰ゲームでしかありません。

常備固定のかご装着自転車にとっては、そんなハプニングがない様に、また素材自体も防錆加工されたものが過去から伝わる原則となっています。

 

 

▼だいたい積載重量は10kg未満か

また軽量なものを装着しなくてはならないこともあり、必然的に網かごのニーズは高くなっていったはずです。その加減で…でしょうが、やたら重い荷物を載せると、筒型のかごはヨレてしまいがち。例えば土嚢をかごにドンっと乗せたら簡単に曲がることでしょう。おおよその対荷重は、ものにもよりますが大体、3kg〜5kg、フレームなどしっかりしたものでも10kg未満。その理由は他にもあって「ハンドルが取られてしまい、走行に支障が出る」というお話も添えられています。

 

 

▼衝突の時にショック吸収してくれる裏の顔を持つ

「なんだヘボいやん。やっぱかごはいらんわ」と思ってしまう事なかれ。普段の生活で「10kg」の荷物を乗せることは、スーパーに買い物に行っても、そうそう頻繁にはありません。あるとしたら「米」「ミネラルウォーター1ケース」「ビール1ケース」といった、それでも毎日の買い物ではないもの。あ…飲食店での買い出しあれば、可能性あるか。それは別のお話(一般の買い物量であらず)になりますので、ここでは触れないでおきましょう(笑。

まぁヨレやすいかごではあるのですが、このヨレのおかげで大怪我を防がれた例も多くあります。対人事故の時、衝突の時のファーストコンタクトはほぼ、「タイヤ」もしくは「ハンドル」です。この時に被害者の体はバランスを崩し、体の一部で防御する行動をとります。

曲がったかごは修理することは程度によっては可能だが、修理しても耐久性は劣化していることが多い。出来ることなら、見た目も厄払い(!?)も兼ねて新しいのを購入した方をオススメする。(出典:Letao樂淘)

 

その際にボディ丸ごと当たるとしたら「かご」、もしくは手で体を支えようとした際に衝突するのが「かご」。前からの衝突では、なかなかの割合で「かご」へのヒットが見られます。その時にグニャリと曲がりやすいかごは、被害者の怪我の程度を大幅に緩和。擦り傷程度で免れた場合も少なくはありません。

それを実証する数値やグラフはないですが、charichariの経験、そして友人の経験談から鑑みると、かごは衝撃クッションになっていることが多そうです。

 

 

 

●おしゃれかごの定義

▼自転車本体とのマッチング度合い

何れにしても、対人事故を想定してかごを購入するわけにはいきません。それよりまずは安全運転、制動可能距離キープが車両を運転する者の基本です。その上で考えると、やはり「自分の自転車に見合った(おしゃれな)かごを装着したい」という希望が優先されます。

ではどんなかごを選ぶべきなのか? それは色?形状?それとも大きさ?…色々ありますが。まずは自分の自転車に合いそうなかごをWebで選ぶことがオススメです。しかもその時に、携帯で自分の自転車の写メを撮っておくと、あーでもないこーでもないと、色々と見合わせながら選ぶのには良い判断基準にもなります。

 

▼ミスマッチもおしゃれになる?

まぁ個人の好みなので、何を選んでも良いってことになりますが、あえての選択…つまり「日常ではあまり見ないかご」を装着するということも良いことかと思います。

例えば…「かごをDIYする」という発想で作っちゃった方がこちら。

(出典:DIYer (s) )

こういった感じで「自分で作っちゃって」なことが大好きなクリエイティヴな方には、オススメの方法。しかも木製のかごで、アンミスマッチ(つまり1周しちゃった系)を狙う高等テクニック。

 

あとオシャレかどうかは「今後の工夫でなんとかならんか?」と期待しちゃうのがこちら。

(出典:ROADSTORM)

オートバイ用のトップケースですが、『画期的かつ実用的!』なアイデアです。突然の雨にも荷物は濡れません。自転車にもリアに装着できるハードトップケースがあったらなー。オシャレデザインで発売されないかなー。

 

 

▼使わないときは外したい

次に「使うときだけ装着できるかごとかはないの?」という、そんなオシャレ&機能的さんに早速、オススメなのはこちら。

 

これ、charichariも買ってみたのですが、なかなか便利。つまり買い物時のエコバックとしても活用可能なので、スーパーでエコポイントがもれなく貰えちゃったり…(テヘペロ)。必要がない時は家に置いて外出、もしくはリュックに畳んで(プレートは抜いてくださいね)持ってちゃうなどしてます。対荷重は5kgまで。あ…セールスマンみたいですね。それくらいオススメです。

この形状のかご、最近、海外でしれっと売れている様子。他いくつかのメーカーでもリリースされています。

 

 

 

 

●最近のオシャレかご、一挙公開

▼前かごは人が手軽に持てる重さまでなら

先述の「対荷重は…云々」より、実際普通のかご達はどのくらいまで荷物の重さに耐えられるのか?この疑問は結構複雑です。

というのは「かごの対荷重もさりとて、車体の対荷重にも影響される」からです。このご時世、様々なジャンルの自転車がリリースされていますので、対荷重も様々です。例えばミニベロなどは車体対荷重が低いので「総荷重量が75kgまで」と設定された車両が多いです。

その場合、単純計算では『乗車される方の体重(JIS規格では65kgを想定されています) +「積載荷重」』となります。

それらの理由を基にして、ママチャリなどのシティサイクルでは、荷重限界をステッカーに表記して車両に貼られていることが多いです。詳しく書かれている『サイクルベースあさひ / ぶろぐ・で・あさひ』にて、わかりやすくご紹介されていますので、是非ご参考下さい。

ちなみに伝統的な”ママチャリ”なら、ここまでの流れでいくと、ほぼ『フロントキャリアは最大5-6kgまで』でしょうかね。目安は「通常、人が手軽に持てる重さまで」と覚えてもらえれば良いかと思います。

 

 

▼どのくらいまで積載できるのか

一方、自転車の後部荷台「リアキャリア」は、前かごに比べて2〜3倍の重さを積載することが可能です。ただし「可能」というだけで、総荷重を越えると車体への負担が大きくなり…直ちに壊れることはないにしても、各部の部品への負担が大きくなるので、「ちょっとくらい大丈夫だろ」的な使い方は、オススメはしません。

しかし成人男性で65kgという体重は、身長にもよりますが175cmの男性なら、そこそこスリム?な体型につき「同じ身長のお腹が出た小太りのおっさん」が乗車して、350ml缶ビールケースを1箱(約8kg以上)、リアキャリアに積載すると、もうダメになってしまうオンザロードです。

大柄な方が自転車を購入する場合、「クラス27」と呼ばれる積載対荷重最大のクラスの自転車を選ばれた方が良いかと思います。ただし、だからと言って「めっちゃ丈夫」という訳ではなく、『65kg +27kg =92kgまで乗車&積載可能』というお話だということはお忘れなく。つまり80kgの男性なら、12kgまでの積載が可能という単純計算では…のお話です。

「じゃ…100kgごえのデブはダメなのね…」「俺、身長190cm近くあって体重が78kg…」「私、相撲取り。自転車乗れんっす…」「俺、ラガーマン。体重95kgっす」などといった方には落ち込んじゃうお話してすみません。ただあの細い自転車のフレームで耐えられるか否かの問題で、万能ではないので限界はあります。

なんか暗いお話になっちまいましたね。自転車によっては110kgまで耐えられる車両もありますので、その話は別で紹介しますね。その方が色々、明るくご紹介できそうですので(笑。

 

 

 

●オススメかご、少しご紹介

では話を戻して…。世の中には他にどんなかごがあるのか?ちょっといくつか見てみましょう。charichariセンスで選び出すので、お好みの差はあるかもしれませんが、まぁここは一つご参考に。。。

 

■ 対荷重3kgまでのかご

通常使いとしては、十分か?手提げカバンや、普段スーパーでの買い物で重いものは、そうそう購入しない方向けには丁度良いかご。デザイン性も優れているし、V型ブレーキにも装着できるといった利点はオススメだ。

 

 

 

■対荷重5kgまでのかご

この設定で製造されているかごが一番多いかもしれない。3kgは「ちょっと使い」なかごだが、こちらは一般的に使用するには十分な耐性を持つ。あとは好みになる。あ…それをいっちゃお終いか。

 

 

 

こちらは「RIXEN KAUL(リクセンカウル)」というドイツのメーカー。アタッチメントは別売りだが、その分いろんなかごを楽しむことが出来る。今回はお買い物用としてワイヤーバスケットを紹介しているが、こちらもスーパーにそのまま持っていってもいいかも…だ。「ママチャリ化にならないかご」としてはオススメ。

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あれ?3つくらいしかないかも…?

「もっとあるでしょーよ」というお声はごもっとも。色々ありますよ。浅めのかごとか、小さくて可愛いかごとか…。でもかごって、ある程度の「深さ」と「大きさ」がないと、段差や振動を拾いやすい自転車にとって、荷崩れを起こしやすいですし、小さいとあまり機能性が宜しくないという問題があります。

それを踏まえてセレクトしていたら…現状3つくらいでした。数に限りはございますが、お気に入りのものがこの中からあれば…あ、でも先述のcharichariがオススメしたかごを入れたら「4つ」ですね。

 

ロードでもクロスバイクでもMTBでもミニベロでも…良いかごにめぐり合えると、なかなかテンションが明るくなれますよっあなたにとってぴったりのかごが見つかりますようにっ

 

 

それでは今日も元気にいってらっしゃい♪

 

 

 

 

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