ノスタル談義(1) そういえばあったよね。懐かし自転車パーツたち

平成の最後の年が言っている間に1日づつカウントダウンが進んでいる。年号が変わることは平成生まれはセンセーショナルなことだし、昭和生まれたちは「何だか俺たちって時代をまたいで生きるタイムトラベラーだね」と感傷的になったりする。それぞれの思いが交錯する2019年4月1日まであと少し。

特に昭和生まれの世代は、あのキラキラした70年〜80年代の高度経済成長期の文化は、自身の成長とともに革新ネタが多かった。映画、音楽、ホビー…もちろんクルマもバイクも自転車も。大人になったら楽しいことがいっぱいだろうな早く大人になりたいなと思ったことだろう。charichariもそう思っていた一人だ。

そんな時代にあった物事を、この平成から年号が変わっていくあと半年の間、不定期で紹介できたらと思っている。今第一回目は「そういえばあったよね。懐かし自転車パーツたち」だ。早速紹介していこう。

 

1. ハブステップ

この部品の説明は詳しく話さなくてもご存知だろう。通称『ステップ』、自転車で2人乗りするために作られた商品だ。今でも販売されているが、「ディレイラーなどのメカを外部損傷から守るため」として『メカガード』という商品名で販売しているが、もうそれは建前だ。実際は2ケツ用である。今でも入手することは可能だが、2人乗りは違法ということも合わせ、装着していると恥ずかしく思える現代となった。

ただしBMXなどのストリートパフォーマンスをする場合、このステップは必要となる。用法さえ守れば必需品となるが…もしあなたがBMXで技術を磨く場合は、下記のステップがいいだろう。

 

 

 

2.ハブ毛

いつぞやからお見かけしなくなったハブ毛。もともとは販売店が、新車購入されたお客様に向けてサービスの一つとしてつけていた装飾品だ。昔は自転車を買ったら自宅まで軽トラなどで納品に来てくれたし、子供用の自転車なんて誕生日などの記念日に親から買ってもらって、納車の際に「ほら新しい自転車だよ大事に乗ってね」と華やかな演出をしてくれたものだ。最近はこの製品、ハブのクリーンアップにも一役買っているとか紹介されているが…普段使用の自転車の車軸の汚れを気にする様な人ってどれだけいるだろうか?

でもカワイイ系クルーザーにつけると、ノスタルPOPでおしゃれに見えるかもしれない。製造しているメーカー曰く「あと数年中には製造中止にするYO!」とおっしゃっているので、気になる方は…今すぐ「ゲットだぜ!」

 

ちなみに通販では見かけたことはないが、「リム毛」もある。ググってみて☆

 

 

 

3.ストリーマー

子供用自転車、もしくはビーチクルーザーのハンドルバーエンドについていた装飾品だ。こちらは今でもついている自転車はあることはある。このヒラヒラ感がなんとも可愛くって、玉付き自転車にストリーマーは、もはや鉄板な昭和アイテムコンボだ。大人になった自分には恥ずかしくて装着出来ないだろうから、ぜひお子様がいらっしゃったら、あなたのこの夢を託して見るのはどうだろうか?特に女の子はこういった装飾は喜ぶはずだ。

 

 

 

4. 泥除けマッドフラップ

こちらも今や幻のアイテムとなる。昔は子供用自転車に、比較的装着されていた泥除けガードだ。今は時代のせいか、晴天の日しか自転車に乗らない子供が増えたからか…?泥除けカバーがない自転車も多く見かけられる。しかし昔はこの商品は非常に実用的で役に立ってくれた。

今なら、レトロデザインな自転車に装着すると似合うしオシャレだ。しかも「おっ自転車の魅せ方知ってるやんっ♪」と、上はミドルエイジ、下はティーンエイジまで好印象に取られるはず。もっともティーンエイジは『なにそれカワイイっ!』が先だろうね。

 

 

上の商品は本革だそうだ。昔は樹脂製のフラップがたくさんあったんだけど…。メルカリとかで一度、探して見てくださいな。

 

 

5.旗棒

これを見て「懐かしっ!」というあなたは確実に昭和世代だろう。昔、映画『グーニーズ』で登場した主人公の友人で、オールドBMXに旗棒をつけていたのがきっかけに、ちょっとだけブレイクした。その影響の後押ししたのは暴走族のお兄さんたちのバイクに立っていた旗棒の影響もあったはずだろう。「装着すると強くなった気分」になれた少年もたはずだ。ヤンチャなガキを手軽に演出できた最高にイカしたアイテムだった。(出典:sensacine.com)

 

 

昔から「自転車用の旗棒」なんてなく、バイク用だったり竹竿を紐でくくりつけたりしたものだ。もし今、装着するなら…ケータリング用の自転車や、デリバリーで使っている自転車に、お店の名前をプリントした旗をつけてみてはどうだろう?お店のいい宣伝になりそうだし、目立つだろうなぁ♪

 

 

<番外編> 鬼キャン サイドスタンド 

どういうことかというと、写真の様な感じである。普通の自転車よりかなり傾いた停車角度なのをおわかり頂けるだろうか?

これは製品としてはもちろん販売されていない。つまり自分で「曲げる」のだ。要領はこうだ。サイドスタンドの固定するボルト穴をタオルで包み、万力にはさみ込む。スタンドロック付近が屈折しているので、その部分をさらに屈折させるイメージで曲げていく方法、もしくは装着してスタンドを下ろし、自転車を立てかけた状態で蹴り曲げる…(汗)

こんな光景は都市部で見なくなった…(遠い目)

 

 

最後についでだが、こんな商品が売っている。「君の自転車もバイクになるぞっ!」というコピーが書かれていそうな商品だ。このノリ、なんと昭和なんだろうか。このテンション感、嫌いじゃないぞ。忘年会でのビンゴゲームなどの景品としても大爆笑は必至だ。見事当選された奴は、それを装着して通勤してもらおう。…社長が当たったとしても装着してもらいなさい。なに大丈夫だ社長だぜ? 器が違うさ気にすんな。

 

 

 

 

いかがだっただろうか? 昭和時代な自転車にまつわるノスタルジックパーツを紹介させて頂いた。また不定期で自転車に少しだけでも関わりそうなノスタルネタをご紹介していければと思う。

 

では今日は週末。お勤めの方は明日は休みだ。気をつけていってらっしゃい!

 

 

 

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