ライトの選び方

新車を購入すると、標準装備もしくはオプションで購入する、いずれか最初に注視する部品ではなかろうか?ライトがなければ夜道での走行は危険度が高まると言っても過言ではない。

 

いきなりここで問題。

「ライトなくても走れるし、そんなに光量ないのに街灯もあるのに、反射板も自転車についているんでしょ?意味ないやん。なんで付けるのか?」

 1. それでも夜間走行では前方の灯りは必要になるから

 2.他の走行車両に自分の自転車の存在を分かってもらいやすいから

 3.おまわりさんに怒られるから

 

3つのうち、答えはどれでしょう?

答えは最後にお伝えしますが、先に1から順番に説明をしていきましょう。

 

1.夜間走行では前方の灯りは必要になるのか

なります。各都道府県別で「道路交通法施行細則」という規則をまとめたものがありますが、その中でほとんどの行政は『明るさは10メートル先の障害物が見えること』とされています。光量単位でいうと『300ルーメン程度』が必要となります。かなり光量が入ります。

*写真出典:サイクルベースあさひより引用)
「自転車の灯火の決まりを全都道府県調べてみた」(CYCLING EX)

 

 

2.他の走行車両に自分の自転車の存在を分かってもらいやすいから

その通りです。他の車両と違って、自転車は見た目『線の細い』軽車両です。オートバイやクルマ、トラックなどの大型車から自転車を視認するのは、なかなかびっくりするレベルで視界に飛び込んできます。ウインカーもないので、「うわぁ!んなところで曲がるなよっっっっ!!」という走行をするおばちゃんを時々見かけます。おばちゃんは不思議です。悪気なく曲がってくるので怖いです。みんなおばちゃんのこと好きなので、事故になって欲しくないです。前後左右、確認しながら走行して欲しいです。

そう。その前後左右ともに視認性を高くして、自動車などに『ここに自転車がいるよ』サインを常に出して欲しいので、ホイールに反射板をつけたり、タイヤサイドにリフレクタープリントがされていたり、ペダルに反射板が埋め込まれていたりと、あっちこっちに反射板がつけられています。

前方から走行してくる車両は、自転車と対角で走行しすれ違うので、自己点灯能力を兼ね備えたライトが必要となります。障害物をライダーが避けるだけのライトではなく、どんな車両からでも容易に視認されやすいことが、夜間の時間が近づくにつれて必要になります。

自動車やバイクなどの製造で有名な『本田技研』様のH.P.で危険予測トレーニングを動画で紹介しています。問題を途中で出してくる『参加型(マウスで)』なので、分かりやすいですよ。一度ご覧ください。

交通センスを身につける「危険予測トレーニング」

 

 

 

3.おまわりさんに怒られるから

そうです。その通りです。それどころか都道府県によっては『5万円以下の罰金』です。おまわりさんは人の子です。仕事はそりゃあ人から憎まれてしまうこともありますが、大義は「世のため人のため社会のため」です。そのためなら命をかけるお仕事をされています。市民の安全を願い、言うことを聞かない人には、心を鬼にして『罰金っ!』と言わざる負えないのです。

言わなくてもいいように、大阪府警では自転車ハンドブックなどの冊子を配布したり、このようにWebで紹介したりされています。皆さんの走行上で怠っているところはないか、ぜひチェックしてください。

大阪府自転車条例ルールブック (PDF型 / web閲覧可能)

 

 

正解は『3つとも全部正解』でしたっ

というわけでライトの選び方としては

 

「300ルーメン以上の光量があるもの」

「夜間の点灯は勿論のこと反射板や、他の発光アクセサリーをつけて丁度いいくらい」

 

と言うのが、私の答えでした。

今日も安全運転でいってらっしゃーい♪

 

<追記>

下のライト使ってますが、驚愕の安心感です。3,280円とネットはお安くなっています。「どこと?」って? 全部を言わせないでっ!いろいろあるんだからっ!

 

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