自転車の種類「キッズバイク」

(写真引用:ストライダージャパンより)

 

ストライダー、と言ってもわかってもらえやすいでしょうね。ペダルがない「キッズバイク」を製造しているメーカー名がストライダーなのですが、公園に行けばあっちの子供もこっちの子供も、ストライダー社のキッズバイクを持っている現代日本では、もう名称市民権はほぼ、確立していると言っても過言ではありません。また『バランスバイク』という名称もありますが、こちらも特定企業の商標登録されているので、総称としては「キッズバイク」が正解です。これマメですハイ。

 

そもそもキッズバイクは、その名の通り3歳頃から乗り始める自転車練習用の製品としてリリース、その可愛さと手軽さから爆発的にヒット。ストライダー社の車両から様々なメーカーまで、工夫された製品がたくさんリリースされています。幼児の頃から三半規管を育み、2輪車のバランス感覚を、これまでの子供自転車に装着する補助輪なしで早期に養うことができると、メーカーはおっしゃってます。

「へ?メーカーが言ってるだけなの?本当はどうなの?」

 

実は小児科医、および幼児教育研究者の中では「その過程を健やかに短縮できる証拠が見いだせていない」と疑問を言われています。この話の出処は特定出来てないので、「ほんまに?でも良さそうやん?」と勘ぐってしまうのですが、charichariなりに、この否定的と取れる意見を考えると、以下のような可能性があるからではないかと思っています。

・幼児の頭が骨格に対して重いから危険性がある

・骨格成長途中の幼児には、大人以上に三半規管は育っていない

・幼児にあってない速度が出やすくバランス感覚が変行育成される恐れがある

 

もちろんこの3つはcharichariの持論なので、定かではありませんが、幼児期は歩き出して数年、走ることが出来てもツンのめって転びやすいものです。それをキッズバイクでバランス感覚を育成する親の観点、趣向は悪くはないけどちょっとだけ早いかもなとは理解出来ますが…果たしてどうでしょうか?

とはいえ、子供が「わー、ママっこれ楽しいっ!」と気に入ってくれたら『好きこそものの上手なれ』です。安全な場所でガンガン、遊んでもらいましょう(笑)。

 

ただし以下のことは守ってあげてください

1. 走行が許された公園内のみで走行させること。

2.車道には絶対に走行させないこと。すでに車との接触で亡くなっている4歳児の事例があります。

3.ヘルメットは必ず装着されること

4.エルボーパッド、ニーパッドは初期段階は必ず装着すること

5.子供が嫌がらなければ、薄手でもいいので手袋をつけさせること

 

3〜5の項目は、オートバイに乗るのと同じ条件です。パッドがあることで関節の複雑骨折を防いでくれます。さらにライダースーツでは「脊髄パッド」も入っているものが多く、強い衝撃から人体の神経や骨格を守るためには必要とされています。大事なお子様にはぜひ、肘と膝のパッドはご用意してあげてください。

ヘルメットについては、下アゴを固定する防具(フルフェイス)は、当然ながら必要はありません。逆に固定する防具は人間の骨格とバランス感覚上、キッズバイクという乗り物には不利でしかないです。オートバイのロードレースはフルフェイスヘルメットは車体と一体となって走行するので有効ですが、モトクロスは車体とライダーがバランスをそれぞれ保ちながら走行する乗り物ですので、固定するとバランスが取れないのです。なのでモトクロスのヘルメットはジェット型ヘルメット、もし顎を守るチンガードがあっても、顎の動きを固定していないはずです。ストライダーも自分の子供を見る限り、その類いの乗り方が求められているなと実感しました。

薄手の手袋の意図は「こけた時に手のひらの擦り傷などの怪我を軽減してくれる」からです。こちらも自転車やオートバイと同じです。手のひら&手首防具もリリースされていますが、もしお持ちでない(揃えるのに手間かかる含)場合は、ぜひご用意ください。確かに速度が出てない分、さほどかもしれません。しかし一事が万事。お子様が嫌がらなければ是非オススメします。

 

というわけで、以下にストライダーと防具商品、そして今回はキッズ達がワッキャワッキャとストライダー競技している動画もご紹介していきましょう。

 

▼ ストライダー本体

 

*よく見かけるM4タイプ。12インチタイヤです。3−6歳用 /ブレーキ機能なし

 

 

*14インチタイプ。このモデルはペダルも装着できる2WAYタイプ。自転車を新たに買うよりお得。

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*20インチタイプ。大人が楽しめる「スーパーストライダー」変な筋肉と股関節を使うのでかなり面白い。

 

 

 

▼防具たち

*ヘルメット

以前も紹介したが、ヘルメットメーカーで有名なOGKカブト社のヘルメット。charichariの子供達はこれを装着している。軽くて装着感も非常に良い。購入する前まで違う安物ヘルメットを愛用させてたが『これすごくいい〜』と、叫んだ娘がこのヘルメットの最高なる商品レポだ。

 

 

*プロテクター

この商品はブリジストンからリリースされているものだが、さすが子供達が一番怪我しやすいところを抑えた3点セットだ。先述の通り、手のひらは転倒時に怪我をしやすい。その防具を含め、膝と肘のプロテクターの3点セットでこの価格。安心と信頼あるメーカーだけにオススメ。

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こちらはバイク用品販売をしているエスケーワイからリリースしているキッズプロテクター。ブリジストンと同じく3点セットである。お好みのデザイン次第で両社から選んで頂いてもいいだろう。

 

 

 

そんな防具を装着したキッズ達がひたむきに走り回る「ストライダー カップ」の模様がこちらだ。もうね、目がね、いっぱしのレーサーなのっ!ご自身のお子様も挑戦される日も近い…?もし出場されたい場合は、プロテクターは本格的に、ニーパッド、グローブはいるでしょう。会場で貸し出してくれてたらいいんですが、どうなんだろう?

 

では今日も元気にいってらっしゃい!

 

 

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