インスタ映えする愛車の撮り方

新しい自転車を買ったり、自分の手で修理やメンテナンス、もしくはポタリングやツーリングをすると、何かと写メでも撮りたくなるのが人間。その写真の出来栄えに満足出来るかどうかによって、ある意味『今日の成果』を知っている人たちに”ねぇねぇ見てみて♪”と見て欲しいし、ちょっと今、褒めてもらいたいのお願いという”かまってちゃん”メッセージを発信するのも現代っ子でもあります。

 

して今回は、そんな現代っ子に向けてもそうだし、真面目に「スマホでうまく写真が取れない…」とお悩みの方のお手伝いになれればと思ったのでうまく撮影出来るワンポイント方法を紹介しましょう。

 

 

 

▼写真の基礎となる構図「三分割」を覚えておこう

色々と言われても覚えられないあなたへ、このことだけこだわればなんとかなります。

「三分割法」

赤線の中に被写体の「写したいメインどころ」を入れるイメージで撮影していきます。この1ブロックに無理クリ入れるってことではなく、「タテ3ブロックに人がくるイメージ」(写真)な撮影を心がけて頂ければ大丈夫です。

 

 

 

 

また空間の作り方なんですが、人なら<顔の方向が空間多め。後ろは少なめ>が基本構図パターンです。背中側に空間を残して撮影されている写真は、過ぎた人の空間に”何か意味を持たせる”という狙いがあります。自転車の場合もそうで、「進行方向側に空間を持たせるイメージ」(写真)となります。もしこの写真が何も意味のないままに後ろに空間を持たせると、見る人は『?』と違和感を覚えてしまうことになりやすいです。

 

 

▼自転車は車体が細い。だから背景がうるさくない場所 or 迫って撮ろう

クルマやバイクと違って、自転車はフレームのみ。つまり「ボディ」がない乗り物です。被写体としては背景を選ぶ対象物でしょう。被写体の存在感をわかりやすく「前に出す」には、被写体と背景とのコントラストを作ってやること、または写真フレームの中での比率を稼いでやることが必要となります。

特にインスタ映えをするのには『面白い(orオシャレ)角度から撮った写真』を求められているプレッシャーを感じながらの撮影になることが多いです。

それら3つのポイントを順にご説明しましょう。

 

 

1.背景のコントラストを作ろう

自転車の細いフレームを活かすには、背景が出来るかぎり”うるさくない”方が良い。例えば写真のような空を活かした撮影方法です。これが青空でも雲があっても問題なく、また壁や草木が背景でも問題ありません。問題なのは、「自転車の色や素材が背景に埋もれる印象」の背景で撮影すると、ごちゃっと見えてしまい、美しく見えないのです。

もしそんな背景しかなければ、出来るかぎり角度をつけてわかりやすくしてやる必要がある。それでも難しければ、次の方法となります。

 

 

2.写真内での被写体比率を上げてやる(稼ぐ)

この方法はインスタならではの文化でしょうね。パーツ撮りかよっ !って思っちゃうほどの写真が多く見られますが、でもこのやり方は「インパクトを稼ぐ」には一番簡単な方法です。写真のように自転車全体を撮影せずに、前輪をフィーチャーして撮ると、メッセージ性が高くなります。しかもこの背景は今、緑の草木ですが、これが噂のラーメン屋の看板や名所のシンボリックな造形物が来ても、いい写真に見えるでしょう。

こんな風に近づいて撮影してやると、印象的な写真が撮れることが多いです。

 

3.面白い(orオシャレ)角度から撮った写真を目指してみよう

ありえない角度もインスタならでは、です。クリエイティヴ性が高いと、それだけ多くの目を引きます。この写真もその一種で、バルブにアフターパーツをつけたことを撮影したのですが、ホイールを多くフレーム内に入れることで、そのバルブパーツの存在感と装着した感じの雰囲気を、逆にわかりやすくしています。

 

 

こんな撮影方法ももちろんアリですし、またあなたが思うアングルがもっと面白いものが撮影できるかもしれません。果敢にせめていくといいと思います。

 

 

 

 

 

▼ スマホの機能を使い倒す

スマホをご使用の方が多いこのご時世なので、スマホでスナップ写真を撮られる方向けにお話を進めますが、スマホには「被写体へのピント調節」「明るさ補正(被写体に対して)」を、ほぼ自動でやってくれます(もちろん違う被写体を捉えて調整してしまうこともありますが)。その機能をうまく使うといいです。

 

-1. 違う被写体にピントを合わせ、明るさを騙す

スマホは被写体の明るさバランスを考慮し自動で調整しますが、これがあまり機能しない場合があります。その場合、被写体の近くに映る「暗い部分/影の部分」にピントを持ってきて撮影してやります。広いズームなら問題なく撮影できますし、もしズームインするならば、被写体の距離と近い暗めの部分を見つけてやり、撮影すると明るく綺麗に撮れることが多いです。

 

-2.撮影した写真に効果をつけてやる

最近のスマホの編集機能は優れていて、印象的な色合いを出せるメニューがすでに備わっています。その機能を使って仕上げてみてもいいでしょう。「セピア」「温かみ」「冷た目」「ヴィヴィッド」など色々と調整して見てください。

 

 

 

いかがでしょうか?

この寒くなってくる時期、色々と外の景色も日差しも撮影にはぴったりのシーズンです。特に空気が澄んでいることが何よりも贅沢なんです。あなたが住んでいる場所がもし、田舎の方なら…うまくいけば、夜空の星とともに自慢の自転車のシルエット写真も撮影できるかもしれません。(フラッシュはたかないでくださいねw)

都会に住んでいるあなたは、これからクリスマスシーズンです。色々とコントラストが華やかな装飾が街に溢れてきます。それを活かして愛車を撮影すると…すごく可愛くって印象的な写真が撮れるかと思います。挑戦してみてください。

 

それでは今日も安全運転でっ!いってらっしゃい!

 

 

 

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