[ 2020年新車情報 1 ] 今、オススメの1台はこれだ

新しく始まりました「[ 2020年新車情報 1 ] 今、オススメの1台はこれだ」、タイトル通り、定期的にオススメの自転車を紹介する記事でございます。これから新しい生活を始める方、もしくは買い替えを検討されている方など、参考になればと思います。

もちろんこの「自転車整備のスス芽」は、整備をして愛車を長く乗り続けて頂くことを根本にしておりますが、そもそも自転車がないと整備も出来ないというお話もありますし、新しい自転車こそ整備をして欲しい、興味を持って欲しいという思いもありますので、「乗り続けている自転車を整備する、レストアする」とは違った目線からの整備も、今後合わせてご紹介出来たらなと思います。

とはいえ、やたらめったら紹介するのもなんだよな…ということで、ご紹介する基準を設けました。


[新車情報で紹介する選出基準]

1. 男性も女性も乗りやすい自転車

2. 近距離、中距離移動に向いている自転車

3. お値段がお手頃、品質も見込まれる自転車

4. 製造元がしっかりとしている自転車 


この4つの条件に合った新車情報をお届けしようと思います。以後、宜しくお願いします。

 

というわけで、今回のオススメはこちらっ!

 

 

 

■ ブリヂストン 自転車 ステップクル-ズ ST73  (2020年モデル)

 

 

▼「剛健シルエットに惚れそうなシティサイクル」

記念すべき第一回目に紹介するのは、ブリヂストンサイクル社からリリースされている『ステップクルーズ』。シルエットは他のシティサイクルとは少し太め…?そうなんです。実車をみると少しマッチョな姿に目が止まります。早速この自転車の特徴を見ていきましょう。

 

■ステップクルーズ 概要

・乗車可能最低身長:149cm〜 (26インチモデルは142cm〜)

・タイヤサイズ:700×45C

・シフト段数:内装3段 ※シマノ製変速機

・重量:22.7kg

プロムナードハンドル

・制服でもまたぎやすい「イージーステップV型タフフレーム」

頑丈でいたずらされにくいディンプルキー仕様の「BSロック8」

LEDを3つ搭載したバスケット下取付タイプの小型ランプ「プチトリオ点灯虫」

・取っ手がついているので駐輪・取り回し時がさらに楽「持ち手付パイプキャリア」(クラス27)

・クラシックでおしゃれな「ソフトテリーサドル」

・安定感のある走り心地「ファットブロックタイヤ」

・軽量・軽い走り「アルミリム」

・サビにくく長寿命「ステンガードチェーン」

・軽い力で確実な制動力を発揮「ツーピボットキャリパーブレーキ」

・静かで確実・高性能「フィン付きローラーブレーキ」

・通学・通勤・お買物にも便利な「大型ワイヤーバスケット」

・BAAモデル

・加入無料3年間盗難補償(3年間盗難保険)付き

・後ろ子供乗せ取付可

 

<メーカー公式H.P.>

https://www.bscycle.co.jp/items/bicycle/stepcruz/#anc02

 

 

▼「タイヤサイズが45Cっっっっ!!!」

ビビります。700 x 45Cの実車を見ると、最初にその無骨なタイヤに目を引きます。一般タイヤが35C程度だとしたら、45Cはそれより約1cmほど幅広です。もうMTBなるママチャリです。歩道の段差もなんのその。乗車中の安定性は、まるでクルーザーっぽい?

車体重量は「23kg」と少し重めですが、いやこのタイプの自転車だけにアリでしょう。むしろ「快適性と安定性」を求めかつ『オシャレ無骨』が重さと比例しているというものです。クルマで言えば、ファミリーSUV系車両ですな。

 

「そもそもは電動サイクルである」

ステップクルーズは電動サイクル「ステップクルーズe」をトップセラーとしてリリースされましたが、これがなかなか好評でした。2019年モデルと2020年モデルとは機能や価格は同一(カラーバリエーション以外)で、同じブリジストン社から出ている電動アシスト車両は『下り坂自動回復充電機能搭載』が2020年モデルには備わっています。

しかしこのステップクルーズは、その新機能が付いていない。なぜか?なぜでしょう?開発が間に合わなかったのか、そもそもエコモードで距離99kmは走れる蓄電能力があるからなのか、マーケティングリサーチの結果、余裕で一般使用に耐えられるよねという結論からなのか…は計り知れませんが、いずれにせよこの3つの理由のいづれかなのは想像します。

前輪にアシスト機能と走行充電機能、後輪はペダルからの回転力で駆動。「デュアル駆動」なので2駆動自転車なのだ。

 

 

▼「ではなぜ、電動ではない自転車をオススメするのか」

電動アシストタイプで重量が約28kg。片や通常自転車タイプで約23kg。その差は5kgしかありません。これが10kgくらい差があるのなら考えてもいいかと思った方もおられるでしょう。その通りです。是非、電動タイプをご購入下さい…「坂道で前輪がグイグイ引っ張ってくれる2駆動の感動」はオススメです…

 

あ…そんな話ではないですよね。まずシティサイクルの平均重量は約20kg前後。このステップクルーズは無骨なフレームと大きめの幅のタイヤが特徴なだけに、それだけの重量が加算されています。同じモデルでタイヤ違いのものがありますので、比較してみましょう。

 

(出典:ブリジストンサイクル/ステップクルーズ)

 

一番太いタイヤの『700C x 45C』と、MTB街乗りタイヤばりの『26 x 1.75』モデルの重量を比較すると、タイヤインチの差もあるとはいえ、1kg違います。フレームは同一ですから、変速機は約700gというのもわかります。つまり普通のシティサイクルの平均重量と大差はなく、むしろ「走行安定性の追求重量」と思って頂く方がいいでしょう。

 

また電動アシストの故障やトラブルは近年かなり減りましたが、それでも耳にする機会はあります。一番よく聞くのは「2、3年しか乗っていないのにバッテリートラブルだって(自転車屋さんで)言われた」です。昨今の猛暑で気温が40℃近くまで上がる夏シーズン、駆動系は元気なのにバッテリーが悲鳴をあげることがある様です。

自転車は屋外の乗り物につき、直射日光が当たる環境での走行&駐輪(これは仕方ないですが)、人間でさえ不向きなる高温になる場所(ガレージなど)から、基本「黒い物体」のバッテリーは熱く保熱してしまうケースがあります。

交換費用もかかりますし、また自分で少し整備して済む程度の走行中の違和感も、自転車屋さんに頼らざる負えないことを考えると、通常の自転車タイプの方が交換部品も汎用性が高いのでオススメです。

 

しかし「坂道が多い」「子供を乗せて走行するには…」という方々は是非、電動アシスト自転車にして下さい。それはケチらないで…無理は禁物です。

 

 

 

▼そんなステップクルーズ、カスタムイメージをしてみた

無骨なスタイルと、カジュアルなデザインをしているステップクルーズですが、別にしなくてもいいのですけど、charichariは自分なりに乗りやすい様にしちゃうかもね。ってことで、失礼ながら写真を使ってカスタムイメージを施してみました。

 

変更したのは2箇所。ハンドルを「バーハンドル」もしくは「ローアップハンドル」、スタンドを「サイドスタンド」にしただけです。これだけでも幾分、軽量化はできるでしょうし、元のデザインを損なってないかと思います。(ブリジストンサイクルさま、勝手にすみません) リアキャリアをそんなに使わなければ、使う時までとっちゃっても良いかもしれません。ブレーキポジションは、もうちょっと上にするとして…前かごは便利ですのでつけておきます。

自転車は皆さんの乗りやすい様に調整していいかと思いますよ。ただ自己責任でお願いしますね。

 

 

▼ ではラインナップのご紹介です

現在、ネットで購入可能な分を紹介させて頂きます。他、通販でも購入が出来ると思いますが、今回はamazonのみで以下、確認出来ています。ご自身で組み立て整備が出来る方には是非、ご利用ください。

また電動アシストモデルを含め、自転車屋さんでの購入をご希望の方は是非、試乗も合わせてご訪店下さい。きっとこの文章で感じた以上に車両を見ると「ワォ…こんな感じなのね」と、2度驚かれる…かも?

 

<変速機なし>

+26インチモデル

 

<変速機あり>

+26インチモデル

 

+27インチモデル

 

 

<ステンレスパーツ / ベルトチェーン仕様>

+27インチモデル

 

<電動アシストモデル> *店頭でお買い求め頂くことをお勧めします。

+26インチモデル

 

 

以上、新車情報でしたっ

今日も元気におすごし下さいねっ

 

 

 

 

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