バッテリー不要!アシストパワー部品登場!

ついに出たか…

 

これまでアシスト機能がある自転車には、バッテリーが搭載されるのが必須だった。というのもメカニズムとしては、通常の自転車の駆動系構造にモーターを干渉させて、センサーで速度やトルクを感知、基準設定に合わせるように電動力で補助するという仕組みだ。これは全て「電力」という動力エネルギーを糧にしたアシスト機能につき、バッテリーは不可欠だ。

(図出典:自作電動アシスト自転車のススメ(入門編))

 

 

しかしここで「ちょっと待ったぁ」と、声を上げた自転車屋さんがいる。モーターがなくてもアシスト機能効果を得られる部品を開発しちゃったのだ。

 

商品名「フリーパワー」。自転車とセットで販売しているのかと思えば、なんと『クランクギアの部品』としてリリースされた。これは画期的である。

構造としては、人が踏み込んだエネルギーを、クランクペダルとギアの間に装着しているシリコンが溜める。シリコンは伸縮反発性が高い部品なので、その材質能力を活かしてペダルを引き上げる際に反発動力として活かすという仕組みだ。

もともと人は自転車を踏み込む際に、各関節のゼラチンがエネルギーを溜め込み、反発するというサスペンション能力を持っている。もし関節にゼラチンがなく骨だけで稼働していたら、骨は歩行や走行、荷物を持っての歩行に耐えきれず粉砕してしまう。その衝撃を緩和するミエナイチカラをゼラチンは担っている。これが年をとるにつれ減少していくので、腰痛や関節痛になりやすいなどとも言われている。

「朝起きた時にストレッチすると良い」というのは睡眠による体力回復と体調補正を人体は行っているので、このゼラチンが多い時間帯の午前中にじわりとストレッチしてやると、各関節にも優しく痛めにくいからだ。これマメね。

 

そんな人体の不思議を「フリーパワー」は活かしたのかどうかはアレだが、発想はゼラチンだ。そういうことだと思う。素晴らしすぎる。

 

この「フリーパワー」、あまり車種を選ばない。取り付けられる自転車であれば(一般的な自転車が対象)、その効果を体感できるそうだ。

ただしお求めは開発した自転車屋さん「サイクルオリンピック」さんのみで販売している。流通はされてない様子だ。生産や流通コスト、経理が云々という大人の事情も非常にわかる。むしろこういった「お店に行かなきゃ手に入らない」商品があって当然だとcharichariは思うから大賛成だ。

そんな個人的にも嬉しい「サイクルオリンピック」さん。残念ながら関東圏のみの店舗展開につき、よいこが多いそれ以外のエリアのお友達は、入手が難しい。だってマイチャリを持参のうえで店舗でお求めしないといけないからだ。

 

しかし「サイクルオリンピック」さんも大きな自転車屋さんだ。きっと僕らの街に、この商品をお届けに来るチャンスは考えているだろう。イベント出展など含めて是非、東名阪はもちろんのこと、来道、来仙、来博、来沖縄…もう首を長くして待たせて頂こうではないか。

 

charichariも是非、妻の自転車に装着してあげたいな取り付けられないかなと思っている。装着したらレポート出来るといいなと思っているから、こちらも首をなが〜くして待っててね。

 

今度の異動で関西圏に戻るっぽいcharichariでしたっ!

 

サイクルオリンピック」公式H.P.

 

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