「ツール・ド・フランス 2019」がいよいよ7月6日からスタート

今年もやってきました「ツール・ド・フランス」。この『自転車整備のスス芽』では、昨年もご紹介しましたが、今年もこのレースの魅力をなるたけ分かりやすく、お伝えできればと思います。

 

 

●ツールドフランスて何?

一言でいえば「自転車レース」、もうちょっと具体的に言うと「フランス一周(ばっくり意味込)自転車レース」。毎年7月の3週間あまりかけて総距離3300km、標高2000m以上にある山頂ゴールを含む自転車界でも世界一過酷なレース。毎年この時期に1回開催されています。

 

この23日間かけて戦う長く過酷なレースには、当然ながら各区間別でタイム、順位、チーム総合、個人総合などのポイント累計で競い合います。毎年、走行ルートは変化していますが、今年のコースは特に変則コースとなっています。これにより優勝候補とみられる強豪チームにも大波乱が起こるかもと囁かれているほどのタフなコースが沢山揃っています。

(出典:Tour de France official Web)

全体のコースは、すべて「1筋の道」として繋がっているわけではなく、時々「第●ステージから次ステージへ移動」され、次のステージのコースまでチーム丸ごと全チーム車移動、飛行機移動もアリになっています。これはツールドフランスだけに言えることではないですが、より面白い挑戦しがいあるコースを求め、かつ人間が競い合える限界ギリギリのコースを選出することが、ヨーロッパ発祥のレース文化(F1/WRC/motoGP/ほか)では当然となってます。だから自転車でも「第●ステージ」といった『第●レースの舞台』という表現をしています。

 

1チームで8名の選手で出走。基本的に開催期間中前半は平坦コースが多く、各チーム、スプリント得意の選手を出走させますが、レース中期から後期にかけて山岳コースが続きますので、オールラウンダー、クライマー向きの選手を出走させます。このチームワーク、そしディレクターの采配やメカニックなどが、長きに渡る期間の中で白熱したレースグルーヴを生み出し魅了するのです。

 

その他、ツールドフランスならではのルール、そして期間中の各部門におけるオピニオン選手に応じた服装(リーダージャージ)など、レースを知れば知るほど「なるほどルール」が多くあるのも、見る側にとって年々、選手云々だけでなく興味が引かれるレースだと思います。

 

 

●ツールドフランスの魅力

(出典:Tour de France official Web)

 

「スポーツ観戦はほとんどしないけど、なぜかツールドフランスは見る」という人、非常に多いです(特に女性で多いです)。その理由は初心者がどの角度からでも見やすい、入り込みやすい要素が沢山あるからだと思います。よく言われるのは以下のことでしょうか。

 

・各ステージの風景がきれい (ひまわり畑コースは名所ステージ)

・起伏に富んだコースが揃っている

・全選手が夢の大会だけに本気度合いMAX

・自転車という身近な乗り物だけに見やすい

・そしてその自転車が速度80kmを出すなんてビビる

・走り方の参考になる!?(公道ではマネしないで下さい)

・ステージ別になっているので、1ステージだけでもオモロイ

・各チームの選手、そしてワークススタッフの情熱が半端ない

 

他にも色々、ありますが…。世界最高峰のレース、ある意味世界一の称号を貰えると、一生飯が食える…と言っても過言ではないほどの名誉をかけて、選手たちが命を削って戦う姿は、スポーツが苦手な方もつい見ちゃうレースの一つかもしれません。

 

 

 

●レースの見所

<コースの見所>

1. 今年の大会は、マイヨ・ジョーヌ(個人総合成績1位に与えられるリーダージャージ)誕生100周年

2. エディ・メルクス(かつてのロード選手/怪物とも言われた)がツールで初優勝から50周年

3.「1」「2」の理由からエディ氏出身国ベルギーからスタート

4.山岳コースが多い。2000mを超える頂上ゴールが3ステージ

5.スプリント選手よりもオールラウンダー/クライマー系選手の腕が問われる

6.ピレネー山脈、アルプス山脈のステージは景観が多いに期待

7.凱旋門とシャンゼリゼ通りがゴールステージ。こうでなくっちゃね

(出典:Tour de France official Web)

 

<チームや選手の見所>

1.優勝候補チーム「Team Sky」は今年で色々あって解散予定。ラストラン。

2.そのTeam Sky、解散目前でチーム序列が熾烈な争い

3.Team Skyのライバル「モビスター」、逆襲なるか?

4.個人で注目したい選手は、ゲラント・トーマス、 ミケル・ランダ、ロマン・バルデ。

5.山岳地帯レースなら、トム・デュムラン。

*選手の出走はギリギリで変わる場合があります。

(出典:Tour de France official Web)

 

<使われている自転車の見所>

1.ロードスポーツサイクルの最先端がチェック出来る

2.例えば去年のキャニオン社のフレームは820gという最軽量モデル

3.日本が誇るパーツメーカー「シマノ」、今年も安定の品質と知名度のはず!

4.すべてのパーツが最先端。チェーンリングが正円形でないものも…?

 

(出典:Tour de France official Web)

 

 

●それでも見たいと思えないという方へ

まぁ「語るより見るがやすし」ってもんです。この動画をご覧くださいな。

 

車速はだいたい40km/h – 60km/hくらいでしょうかね。そう…下手しい原付オートバイと同じかそれ以上の速度です。場合によっては70km/hを超えますし、山岳ステージのダウンヒルでは100km/hまで伸びることがあります。かなりエキサイティングです。

「速度がいくら上がったってね、興味ないし」

そんな彼氏彼女をお持ちでお困りの紳士淑女の皆さま、ではこれならどうでしょう?

 

<2018 男前選手権> *Powered by Cyclist

1位 マルセル・キッテル

2位 ペテル・サガン

3位 ロマン・バルデ

4位 ジュリアン・アラフィリップ

  ラ・フレーシュ・ワロンヌ

今年も出走するであろう選手もいます。こういった邪な見方も出来るツールドフランスです。いやどんなきっかけでもいいんですよ。それから興味を持ってもらえれば…ちなみに男性に向けた魅惑のフランス美女、残念ながらそういった特集はありません。

しかも昨年からこんな記事が出ております。

「ツール・ド・フランス表彰台での美女のキス廃止? パリ市が主催者に要請」

こんなことを要請するなんて、政治的立場からの職権乱用…どうせこの市長、女性でしょ? ほらやっぱり。そんなことに口出しするより、もっと大会を楽しみにしている国民、そして交通規制やマナーを守らない観客にうんざりしている国民、それぞれへの対応と対策に力入れなされ…このボディウムになりたい方も大勢いらっしゃるし(ボディウムガール自体を廃止する話も浮上中)、それが性差別だと規制することが、差別していることになっているんだぜと、あらいけない。主観入った意見を生意気にも言ってしまいましたスミマセン。

そんなこんなで、かっこいい美しいからツールドを見ることも、大の大人がひたむきに戦う姿を観戦するのは、とてもいいことだと思います。

 

 

 

●どうやって観戦したらいいの?

日本ではNHK、もしくはJ SPORTSチャンネルで放映予定です。詳しくは各放送局の放映予定時間の案内でご確認ください。

「J SPORTS」は、何かとケーブルTVに加入する必要があります。以下はNTTですが、もし興味がある方は下記のURLからご覧頂くと良いです。

*NTTぷらら (ドコモ光×ひかりTVショッピング)

 

 

また現地で観戦したいという方は、まだ間に合うのかな?ツアーがあるので、それを利用していくのもいいでしょう。この時期のフランスは、日没が22時台。つまり日本の感覚からすれば「あれ?あれ?夜…?え?」と、変な感覚になること請け合いです。(慣れりゃアレなんですけど)

この不思議な感覚と、ディナータイムとお日様のミスマッチ感が、存分に楽しめること請け合いです。言えば「明るいうちから酔っ払い」なんてこと出来ちゃいます(笑)。ツール観戦とともに、地球の不思議を体感していただければなと思います。

日本からも「ツールドフランス観戦ツアー」パックを取り上げている旅行代理店もありますが、ここではJTBをご紹介しておきます。



 

 

 

またツール特集が出来ればなと思っています。

お楽しみに。

それでは今日も元気にいってらっしゃい!

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