泥除けカバーが変形しちゃった!自分でできるかな? (前編)

<整備テマヒマ度★★★☆☆>

 

シティサイクルを中心に装着されている泥除けカバー(フェンダー)の変形、悩ましいですよね。駅や公共施設の駐輪場に停めて、用事を済まして戻ると…

「へ…凹んでる…一体誰がっムキーっ!」

って買ったばかりの自転車の時に限って起こるんですよね。私も経験あります。風などの自然現象ならともかく、明らかに人為的な倒され方での凹みや歪みは、本気で苛立ちを覚えます。あれ器物破損ですよね。車で言ったら『当て逃げ』ですよホンマ。

そんな苛立ち系ショックから、なんとか立ち直らないと人はいけませんので修理をしたくなるんですが、これがなかなかフェンダー系修理は、めんどくさいものです。気力を振り絞って、傷がないあの頃のピュアな自分に戻るべく、フェンダー系の修理をしてみましょう。


<必要な工具>

-1. フェンダー修理の場合

・添え木(2X4の余木があれば◎、もしくは砂の入ったビニール袋(70〜80%程度)入れて口を縛ってください

 ・トンカチ(木製、もしくは先端にラバーがついている物ならばなお良し)

 ・プラスドライバー

 ・余っているネジ(大きめ)

 ・ペンチ

 

-2. ステーの変形修理の場合

 ・プラスドライバー / レンチ

 ・万力 ( ベンチバイスでの使用を想定)

 ・軍手 & キッチン手袋

*ここでの工具は、多少の変形や歪みを自己修理する方法です。完璧に元どおりにはなりません。目立たなくする方法です。ご了承ください。

1.フェンダーの修理

凹みを直す場合、まずは自転車からフェンダーを取り外さなければいけません。前輪も後輪も、プラスドライバーで比較的簡単には取り外せます。そう…「比較的に」。前輪の場合、前かごがあるならば、ドライバーが差し込みにくい場合がありますので、その際はカゴもある程度外してやらんといけなくなります。とほほ…。でも、美しい自転車として復活してもらうためです。最初の関門、愛の力で乗り越えてくださいっ

 

 ● 取り外せたら、まず凹んだところを確認&診断してください。

診断パターン1:ピンスポット程度の凹み

診断パターン2:直径2,3cm程度の凹み

診断パターン3:縦長の円形凹み

診断パターン4:フェンダー先端の変形

診断パターン5:明らかな歪み、よじれ

 

 -1. ピンスポット程度の凹み

❶ 砂袋を用意して、凹んだ箇所に添えます。この時フェンダー外側に砂袋が来るようにしてください。

❷ すると「フェンダーの裏側が自分の方に向いている」になりますね

❸ そこにティッシュでもガーゼでもいいので、凹んだ箇所(裏側から見ているから凸のところ)に当ててください

❹ そして「余っているネジ(大きめなら◎)」などを、凸側に添えながらトンカチで優しめにトントン叩きます。この時フェンダーを支える方法は、アクロバティックに足とか膝で支えながら…です(私は)。

❺ だんだん戻りつつあるならば、今度は砂から添え木に変えてトンカチのみで整えていきます。優しめでトントン。

❻ 目立ちにくくなったら完成です。

 

 -2. 直径2,3cm程度の凹み

❶ 砂袋を用意して、凹んだ箇所に添えます。この時フェンダー外側に砂袋が来るようにしてください。

❷ すると「フェンダーの裏側が自分の方に向いている」になりますね

❸ そこにティッシュでもガーゼでもいいので、凹んだ箇所(裏側から見ているから凸のところ)に当ててください

❹トンカチで優しめにトントン、叩いてください。

❺ だんだん戻りつつあるならば、今度は砂から添え木に変えてトンカチのみで整えていきます。優しめでトントン。

❻ 目立ちにくくなったら完成です。

 

 -3. 縦長の円形凹み 

❶ 砂袋を用意して、凹んだ箇所に添えます。この時フェンダー外側に砂袋が来るようにしてください。

❷ すると「フェンダーの裏側が自分の方に向いている」になりますね

❸ そこにティッシュでもガーゼでもいいので、凹んだ箇所(裏側から見ているから凸のところ)に当ててください

❹トンカチで優しめにトントン、叩いてください。

❺ 一気に叩き直そうとはせず、徐々にずれていきながら叩いて行ってください

❻ だいたいマシに見えてきたら、今度は砂から添え木に変えてトントン。見返してはトントン…またトントン。。。

❼ 目立ちにくくなったら完成です。

 

 -4.フェンダー先端の変形

❶ 曲がった場所に、折りたたんだティッシュで挟み、その上からペンチをあてがいます。

❷ ゆっくりと曲げ直していきます。確認しては調整、また曲げては確認して…の繰り返しです。

❸ 歪みが直ったぽいなら完成です。

 

 -5.明らかな歪み、よじれ

この場合は、結論いえば交換をオススメします。ただし「そこをなんとかしたい」という方は、下記をお試しください。

❶ 軍手をして

❷ 歪んだ部分を体の真ん中に持ってきて…

❸ ひねる。この時の捻り方はポンピングするイメージで、「くッ、くっ、くっ」とリズムよく。

❹ 大方戻ってきたら…よかったですっ! でもバランスが悪くなること(取り付け困難)が多いので、その場合は最終手段(交換)を選んでください。

 

 

いかがでしたか?

うまく行ったなら私も嬉しいです。「難しいなー」となっている方は…一度、友人に助けてもらうもいいでしょうね。ちょっとしたコツで出来ると思います(軽度なものなら)。

なんとか無事に愛車がよみがえることを祈っています!

 

次回は自転車のフェンダーを固定している棒状の金具「ステー」を修理方法を紹介しましょう。

 

今日も安全運転で行ってらっしゃい!

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